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ピットクルー ブログ 2

堺市で輸入車専門 車両販売、整備・修理、鈑金・塗装、カスタム

フェラーリ 488 空力再考  

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フェラーリ488GTB

458からのマイナーチェンで、どこが変わったのでしょうか?
一番特徴的なのは、4.5リッターNAエンジン578pから、 3.9リッターターボエンジン670psに変わったところですね

空力的にも、かなりバージョンアップしているようです

F1マシンでは、エンジンやシャーシより、空力の方がはるかに費用をかけていて、
シーズン中でも、何度も変更するようです。

↑このアングルから、
フロントバンパーのエアロデザインが気になります。





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一目で、488と見分けがつく、サイドインテークデザイン
ドアが大きくえぐられ、仕切り板の上がエンジン吸気用、下がインタークーラー冷却用

僕が一番興味を持ったのは、ドアアウターハンドル
それまでのツメのようなデザインから一新、使い勝手は良くなっているような…
かなり目立っています
一説には、インテーク用の整流のデザインとありますが

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↑ガラスが入ったエンジンフード最後端には、空気導入口があり



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ナンバープレート上部のスリットから抜けます

最近のフェラーリは、他のモデルでも、このトンネルのような、空力デザインがお気に入りのようです。


テールレンズ内側のスリットは、ミッションオイルクーラー冷却用のアウトレット







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フロントトップの2本柱のデザイン

458の時は、マジシャンのような口ひげデザインで、空力でしなって形状が変化するらしいですが、




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↑F1マシーンのフロントトップのイメージでしょうか?







↓アンダーフロアはどうなっているでしょうか?
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2本柱デザインの両サイドの大きなグリル内には、エンジン冷却用のラジエターとエアコンコンデンサー

2本柱の内側、横方向に仕切りがあり、上は左右ラジエターに導き、下はアンダーフロアーに流されます。
せっかくのデザインも、日本では、この部分にナンバープレートが付きます



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↑このアングルから見ると、F1マシンのフロントウィングのようです。

アンダーフロアは、従来と同じようにフルフラットですが、
いくつか整流板(ボーテックスジェネレーター)が追加バージョンアップされています。

フロントサスペンションアーム取付け部付近から、両サイドに空気を吐き出して、ホィールベース内の気圧を下げ、ダウンフォースを増す考え方でしょうか?






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リヤの整流板も、フェンダー内(ホィール内)に、整流されているようです。

こういった、アンダーフロアのフィンは、458には無かったですね





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リヤエンドのディーフェーザーデザイン
このアングルから、前出のナンバープレート上のスリットのトンネルが見えます

458はセンター3本出しでした、488ではディフェーザーデザインを優先して2本出しに

シルバーのパネルは可動式で、高速直線走行時には下がってきて、ダウンフォースを減らし、空気抵抗を減らしています。
コーナー時には、閉じて上がり、ダウンフォースを稼ぎ、地面に貼り付きます。
これは、458スペチアーレで初めて採用されたアクティブエアロパーツ

センターのLEDもF1風
ちなみに、F1マシンでは可動式のエアロパーツはレギュレーション違反です



デザインに、飾りではなく、すべて理由がある、機能美、
芸術的で、鑑賞しているだけでも、うっとりしますね♪








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category: フェラーリ

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ベントレー ベンテイガ  

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京都のT様、ご確認お願いいたします。





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category: 入庫車アルバム

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メルセデス、7速ATミッション修理  

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ML500 ミッション修理 です。

7速オートマチックミッションです。
メルセデスの新車は9速ATが主流になってきてますが、弊社に入庫する修理車は、まだまだ、7速ATが主流です。

早速、テスター診断 ミッション各部点検すると、
回転数センサーn2不良 故障メモリー確認 しました。


定番の故障です。 (5速ATの時代から、回転数センサー不良はよくありました)
症状は、たまに「ウヮーン」と滑る、2速ホールド、チェックエンジン警告点灯 等です 





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早速、バルブボディを脱着しました。
問題の、回転数センサーn2 は、バルブボディの上に付いています。




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↑取外した、バルブボディ

バルブボディの上に付いている、黒い物体が、「ミッションコントロールコンポーネント」(参考部品価格\66300)
今回問題の、回転数センサーn2は、ミッションコントロールコンポーネントに組み込まれています。
しかも、ミッションコントロールユニットも組み込まれていて、通常セキュリティパーツ指定なので、一般部品供給はありません。
ディーラーのみの部品供給及び交換作業になっています。
また、ミッションコントロールユニット交換後に、コーディング(参考価格\18000)が必要になります

回転数センサーは、n1~n3まで、3個付いています。

回転数センサーn1、n2不良の場合は、
弊社では、この回転数センサーのみの交換をしています
回転数センサーn3は交換できません
今までの経験上、不良になるのは、回転数センサーn1、n2が定番です。

回転数センサーのみの部品代は¥12000です。
ミッションオイルやエレメントも交換するので、合計請求金額は10万円弱になりますが、
それでも、ミッションコントロールコンポーネントAssyで交換するより、8万円ぐらいコストダウン出来ています。

category: ミッション修理

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63NAエンジン 異音 カムアジャスター  

今年の上半期は、M156エンジン(V8 6200ccNA AMG専用)の修理が多かったです

M156エンジン、今後出てこないであろう、大排気量NA、AMG専用エンジン
素晴らしい名機だと思います

しかし、エンジン本体の故障が多いですね
・カムアジャスター交換
・カムの摩耗にて、カムシャフトとハイドロリフター交換
・ヘッドボルト折損の為、ヘッドガスケット抜け、シリンダー内水入り
・ピストン割れにて、エンジンAssy交換
・インマニ内割れ
どれも、このエンジンの定番修理です。



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今回は、カムアジャスターの交換です。
油圧にて、カムスプロケット部を進角させる機能するところです。
この作業も、このエンジンでは定番ですね






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カムアジャスター交換の際には、カムシャフトを固定する、専用工具が必要です




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今回交換した、カムアジャスターです


名機なんですけどね~




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category: ベンツ S、CLクラス

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ミニクーパーS バルブシール交換  

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BMW ミニ

今回の修理依頼は、マフラーより、煙が発生

マフラーの煙は、エンジンオイルがシリンダーの中に漏れて、燃えるので煙が発生します。
エンジンオイルがシリンダーの中に漏れる原因は、バルブシールのゴムの硬化経年劣化で気密性不良になります。
バルブシールの交換作業になります。

少し前までは、多少煙が出ていても、そのまま乗るケースが多かった気がしますが、
最近は、長く乗っている方や中古車車販の際に修理するケースが多くなっている気がします。

BMWの4気筒や直列6気筒エンジンと同じく、
このエンジンも、バルブトロニックシステムが採用されています。






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↑エンジンヘッド廻りを分解した部品
バルブトロニックシステムの為、複雑ですね。
カムシャフトが3本並んでいます。

一番上のカムシャフトは、インテーク用
そして、真ん中のカムシャフトは、バルブトロニックシステム用です。

このバルブトロニックシステム用のカムで、インテークバルブを押して、バルブリフト量を変えて、スロットルバルブの替わりに吸気量を操作しています。







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シリンダーヘッド内には、カムシャフトやリフター等は取り外し 無い状態です。



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今回のマフラーの煙とは関係ないですが、このエンジンもタイミングチェーンが伸びるので、交換しました。









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本来、正規の修理の仕方は、エンジンヘッドAssyを降ろし、バルブを取外し、バルブシールを交換するのですが、

弊社では、車上で、エンジンヘッドが乗ったまま、バルブシールを交換する方法にしています。

この作業方法のほうが、手間、時間、部品、コストの節約が可能になります。







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↑これが、問題のバルブシール






僕が思うに、最近のBMW系エンジンお得意のバルブトロニックシステム。

通常のスロットルボディ付きのエンジンは、スロットルボディを可変させると、スロットルボディからインテークバルブ間に負圧が発生します。
バルブトロニックの場合は、スロットルボディは無く、インテークバルブリフト量ににて吸入吸気量を変化させているので、インテークマニホールド内には負圧がかからず、エンジンヘッド内のインテークポートに強烈な負圧がかかるので、インテークバルブシールから、オイルが吸われるのではないかと推測しています。

また、インテークポート内にオイルが吸われると、インテークバルブ付近にオイルスラッジが溜まりやすく、
バルブトロニックでバルブリフトさせても、正確な吸入吸気量が制御できなくなります。




category: ミニ

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