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ピットクルー ブログ 2

堺市で輸入車専門 車両販売、整備・修理、鈑金・塗装、カスタム

G63  

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正真正銘、フルモデルチェンジした
新型 G63 AMG

事前に、ネット等の写真で見ていた雰囲気より、
実車は、いい雰囲気、全てが新しく、大きくなった感じです。




Gクラスがデビューしたのは、1979年(W460)
そして、先代のGクラスのデビューが、1990年(W463)
W460とW463の違いは、オーバーフェンダーとサイドステップ、フルタイム4WDぐらいでした。

先代のW463デビューから数えても、28年ぶりのフルモデルチェンジ
30年近く、ほぼ同じボディだった事も、他に例はありません。
驚異的なモデルサイクルで、なおかつ先代最終モデルまで人気を持続させていました。
ちなみに、G63 6X6(6輪車)が出たのは、2014年でした


先代の同じG63モデルと比較して、長さ30cm、幅12cm大きくなり、
ボディも大きくなりましたが、室内も大きくなりました。
旧ゲレンデは、オーバーフェンダーにはなっていましたが、ボディは、細くて小さい車でした




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サイドシルエットは、ゲレンデそのもの

10年ぐらい前から、何度も、モデル消滅やフルモデルチェンジのうわさがありましたが、ついに出ましたね



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四角いシルエット、背面タイヤやルーフレール、飛び出したドアヒンジ、

古いデザインを継承するのは難しいところだったと思いますが、
ゲレンデの、歴史とアイデンティティは受け継がれています。







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センターの吹き出し口の間の一等地には、3つのデフロックスイッチ
3つともロックすると戦車のように走れますが、使う事はないでしょう
100m防水の高級ダイバーウォッチのように、100m潜る事なくても街中でつけている感覚でしょうか?


メーターとナビモニターは、最新メルセデスらしく、フル液晶モニター
最近は、モデルチェンジごとに、ステアリングのスイッチが増えてる気がします。



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エンジンは、AMG最新 バンクインツインターボのV8、4000cc 585PS

先代のG55ぐらいまでは、いい感じで面白いのですが、G63は明らかにオーバーパワーで、ふらつきも大きく感じ、
どうしても古さを感じ、それが独特な感じで、人気もあったのですが、
新型は、ふらつきもなく、乗り味の全てが新しい!






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早速、シャーシ廻りも、ガラッと変わったと言われる、下廻りを見てみましょう。





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左フロントアングル
フルモデルチェンジで、軍用車のような車軸式アクスルから、ついにダブルウィッシュボーン式サスペンションになりました
これにより、オンロード性能が飛躍的によくなりました。





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右フロントアングル






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リヤは、先代と同じ、車軸式アクスルです

車軸式アスクルの方が、極悪路では足がよく伸びるという理屈です。





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左リヤアングル





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ラダーフレームは残っています。
ミッションは9段になり、ミッション右には、AMG専用ミッションオイル用水冷オイルクーラーが装備されています。





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安心して下さい!
飛び出したドアヒンジは付いていますよ

面白いのは、先代はフラットのパネルに両面テープでモールが付いていましたが、
新型は、パネルが盛り上がっています



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category: ベンツ Gクラス

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ミッション、オーバーホール  

メルセデスベンツ G320 ショート
ショートというところが、通ですね
軽快な乗り味が、面白いです
真のオフロードカーは、悪路走破性・機動力からショートボディの方が、本格的です。
しかし、市場では、ロングボディばかり、
日本正規輸入されなくなってから、だいぶ経ちますね。
ショートボディも、贅沢でおしゃれですね

ミッションの修理です。
バックが入らなくなった症状です。

生産されて30年以上経過する、Gクラスですが、
今回の修理車は、G320
‘96.3.21.生産、20年前の車両で、
今はベンツでは存在しない、直列6気筒エンジン
ミッションは、ベンツ内製、機械式4速オートマチックミッションです

機械的オートマチックミッションとは、
アクセルの踏む量(スロットルワイヤー)と車速(ガバナ)の2大要素に、エンジン負荷(インマニバキューム)を、
油圧に置き換えて、それぞれのバランスにて、
変速点や締結強さを変化させている、ミッションで、
現在の電子制御ミッションよりも、複雑だと思います。

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↑いきなり、ミッション全バラ、なにも無くなった、ミッションケース
写真は、上下逆さまになった状態、今からミッションケースを洗う予定の写真です。

逆さまですが、写真向かって左が、フロント方向エンジン側です。

ミッションケース側面の大きな2つの穴は、2つのバンドブレーキ締結用のピストンシリンダーになります。
懐かしいですね。




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↑これは、トルクコンバーターを外して、一番最初にバラす、オイルポンプ部、
写真向かって右の、王冠のような形のパーツは、
今回問題の、バッククラッチ用、ピストン部
その王冠形のパーツの中心部を、よく見ると、黒いゴムのシールが一部欠けているのがわかります。

これは、当時の機械式4速ミッションの定番の故障内容で、
バッククラッチが減り、そのバッククラッチを締結するのに、バックピストンに油圧がかかると、バッククラッチが摩耗しているので、ストロークが長くなり、ピストンが飛び出ます、飛び出た時に、シールが切れます。
シールが切れると、油圧がリークし、締結できなくなるので、バックしなくなります。

では、なぜ、使用頻度の少なく、ゆっくり動くバックが一番先に摩耗するのでしょう、
それは、普段前進の際は、バッククラッチには油圧がかかっておらず、フリーですが、
本棚に立てかけているようなしくみで、バッククラッチは、擦れているわけで、
それの対策で、フリクション(クラッチ)プレートとサンドウィッチの、スチールプレートには、ヨウシャという艶消しサラサラの加工がほどされていますが、
前進の際でも、擦れているので、ヨウシャというコーティングが、磨かれツルツルになり、ガラスとガラスの間の水のように、張り付きます、すると、前進時でもバッククラッチは喧嘩するので、バッククラッチは摩耗します。

こうして、一番先にバックしなくなるという、症状になります。



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↑フリクション(クラッチ)プレートとスチールプレートが交互にサンドウィッチ状になったのが、一組のクラッチ
フリクションプレートが完全にズル剝け・摩耗し、スチールプレートは焼けています。

B2バンドブレーキが見えます、
高価なパーツなので、損傷が無い場合は、再使用したいのですが、今回は、バンドブレーキを2つとも交換しました。





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↑写真は、K2クラッチドラム、
この中に、一組のクラッチと、ピストンが入っています。

ドラムの外壁が焼けていますね、
これは、B1バンドブレーキとの摩擦です。
B1バンドブレーキは交換しますが、ドラムは高価なので現物修正する事が多いのですが、
今回は、現物修理不可、替りに修正済み中古品を使いました。




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ミッションケース内、パーツ全バラ状態

















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今回は、スラッジが多く、
ピストンの引っ掛かりや、バルブボディ内の通路の詰りがあるといけないので、
バルブボディのオーバーホールをしました。

これだけでも、3~4時間かかります。






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↑アリの巣のような、バルブボディは上下、2ピースに割ると、
中には、砕けた樹脂片がありました。

どこの破損した部分は探しました。







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↑樹脂製ソレノイドバルブが、割れて欠けています。






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今回は、20年経過車ということもあり、経年劣化により、当時の通常4速オーバーホールの時より、追加部品が多数かかってしまいました。

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トランスファーモーター不良  

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↑本日の、ピットクルー



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↑早速、オンザカーリフト、活躍しています。

ゲレンデの場合、今までの2柱リフトだと、ラダーフレームに足をかけるのですが、従来より足をかける位置がどうしても前後短くなり、不安定でした。

オンザカーリフトだと、全く安心して作業できます。



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↑今回の症状は、「D、R」レンジ共、前後せずです。
ゲレンデ定番故障のひとつである、トランスファモーター不良交換作業です。

モーター交換後は、テスターにてセットアップする必要があります。

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G500 ルーフトリム修理  

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↑天井内張り垂れ下がり 修理です。

今回の修理車は車齢8年です。ベンツで、これくらいの車齢での垂れ下がりは、珍しいかと思います。
特に、ゲレンデの場合は、特別天井が大きいです。

メーカー、車種により、天井が垂れ下がりやすい、車があるようですが、
最近では、ワーゲン・アウディ系、中でもニュービートルやゴルフ、 マセラティ系が、10年未満でも垂れ下がってくる車が多いようです。

天井のボードと生地の間のスポンジが、経年劣化にて、ボロボロになり、垂れ下がってくるようです。





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↑ルーフライニングを取り外したところ

弊社では、新品取替はコストがかかるので、現物修理!
自社で、内張りを取り外し、生地の張替えだけ、外注で行っています。

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