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トランスポーター エアコン修理  

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メルセデス・ベンツ トランスポーター312D
280000km走行車

ご近所の業者(中古車屋)さんからの修理依頼です
オークション仕入れ車のようです。

エアコンの効きが悪い症状

入庫時、クーラーガスが若干少なかったので、満タンに補充しました。
また、室内吹き出し口からの風量が少なかったので、エアコンエアフィルターを交換しました、意外とエアコンエアフィルターがあることさえ知らず、詰まったままの方もいらっしゃるようです。交換すると風量は見違えました。

クーラーガスを満タンに入れると、クーラーコンプレッサーが切れたり入ったりの繰り返しで、症状は変わりましたが、クーラーは効きが悪いです。

クーラーガスの高圧と低圧を測ってみると、高圧が29kgまで上がり高圧センサーが働きクラッチが切れ、22kgまで下がると再びクラッチが入る、繰り返しです 

この症状は、コンデンサーの過熱又はレシーバータンク等の詰まりが考えられます。








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↑ファンクラッチです。
ラジエターの水温が90℃以上になると、粘式クラッチが固まり、ファンがリジットに締結され、風を送ります。
このファンクラッチが、水温90℃以上で、手で押さえると止まったので、ファンクラッチ(カップリング)が緩いと判断し交換しました。

ちなみに、部品は、メルセデスベンツのパーツからは供給が無く、三菱ふそうより供給されます




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クーラーコンデンサーも、ガス漏れをしていたので、コア交換をしました。

これで、ファンクラッチも正常に働き、クーラーコンデンサーコアも新品になったので良く冷え、新車の条件になったと思います。




しかし、前出の異常な高圧ガス症状、上がり方は緩くはなったものの、ジワジワあがり、29kgまで上がってしまいます。


この状態では、通常走行時クーラーは普通に効くのですが、信号待ち又は渋滞で走行風がコンデンサーに当たらない状態では、コンプレッサーが切れ、なまぬるい風となってしまいます。

恐らく、新車設計時はこれでOKだったのでしょう。
元々、こういう系統の車両は、室内のスペース的にもクーラーの効きはあまりよくありません。







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そこで、コンデンサーに、工場用3脚扇風機を近づけてテストしました。
風量LOでも、効き目はあるようです。

↑こんな狭い隙間に、後付電動ファンが取り付けられるのでしょうか?


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↑社外品、補助電動ファン 仮付け
この大きさで効果があるのでしょうか?
クーラーガス圧テスト中

高圧が24kgぐらいまで上がります。
ちょっと、高めですが、
効果有り!

アイドリング停車時、コンプレッサーが切れることがなくなったので、作戦成功です。





久しぶりに、コンデンサー前に、後付補助電動ファンを取付けました。
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