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ピットクルー ブログ 2

堺市で輸入車専門 車両販売、整備・修理、鈑金・塗装、カスタム

レンジローバー(サード) オイル漏れ修理  

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レンジローバー(サード)

現行のレンジローバーも、シャープでモダンなデザインで、かっこよくなりましたが、
サードモデルまでのレンジローバーは、
独特のボクシーシルエット、特にフロントボンネットフェンダーやルーフからリヤピラーの形状
その雰囲気は、イギリス王室御用達の、気品と風格を感じられ、
現行にはない、根強い人気があります。

しかし、どうしても車齢からの経年劣化にて、修理が必要になってきています。
弊社では、今年の初めに、当ブログでレンジローバーの整備(ミッションのオーバーホール)を掲載してからか?、
今年から、急に、レンジローバーの入庫台数が増えています。


↑ボンネットが、垂直の開くので、整備しやすいですね









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↑この世代のレンジローバーは、同じ世代のBMW社製の、V8DOHCエンジンが搭載されています。

エンジン本体は、全く問題はありませんが、
経年の為、ゴム・樹脂製部品の劣化は避けれません。


このエンジンは、各ゴム製パッキンの劣化の為、各部のエンジンオイル漏れは、定番修理作業になっています。

↑左右バンクの、タペットカバーとヘッド前タイミングチェーンカバー(アッパー)が取り外れたところ







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↑右バンク側、フロントカバーが外れたところのアップ

フロントカバーアッパーの取付け、ゴムパッキンよりオイル漏れがありました。
このエンジンは、構造上、フロントカバーは、ヘッドへはボルトで締まっていますが、フロントカバーロアとの間は締まってないので、状況が悪く、経年劣化の為、ゴムに弾力や厚みが無くなり、漏れてきます。


このエンジンは、右バンクフロントカバーのアッパー側に、タイミングチェーンテンショナーがある為、チェーンが緩んでます。






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↑左右バンクのフロントカバーとパッキン!

構造がよくわかるかと思います。
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category: ランドローバー

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メルセデス AMG GTS  

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メルセデス AMG GTS !

第一印象はコンパクト

若干コンセプトが違うものの、標準のメルセデスのモデルが無く、AMGモデルのみの設定という意味で、
AMGスペシャルティモデルでは、
SLR(‘04)  → SLS(‘09) → GT(‘15) と、
6000万    → 2490万   → 1580万(GTS1840万) と価格帯(車格)も変化し、
4656mm    → 4638mm   → 4546mm の全長サイズがコンパクト化し、
626ps1768kg→571ps1620kg→510ps1670kg(GTS) と、
年代と共に進化して来ました。

今回の、AMG GTS は、これまでのAMG専用モデルと比べて、SL63やCL63より明らかに価格が安く、
今までのスペシャリティモデルとしての感覚ではないようです。


多くは、モデルチェンジするたびに、価格が高くなり、大きくなり、パワーアップする中で、
コンパクトでライトウェイト、かなり走りにふったモデル
ライバルは、ポルシェ911ターボやランボルギーニーウラカン

車格や高級感、大きさを求めると、CL63やSL63の方がいいでしょう




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↑サイドビュー
典型的な、ロングノーズ&ショートデッキなクーペスタイル
なぜか、この典型的なスタイルが、美しいですね



でも、フロントタイヤとドア間が長くとられ、その部分にエンジンが収まる、フロントミッドシップレイアウトで、理にかなったスタイルです。


そして、全体的に丸みの多いデザイン



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↑個人的には、このアングルが一番美しいと思っています。
ひと昔前の、トヨタ2000GTのようなシルエットに見えました。

ハッチバックスタイルです。


そして、ウィンカーは、ベンツでは初めて流れるLEDです。
アウディを初め、今後流行りそうですね






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↑現車は、右ハンドルです

AMG GT 専用の デザイン


二人乗りで、エンジンが室内方向に食い込んでいる為か、センターコンソールの幅は大きめ、シートは少しタイトになっています。
シートの厚みも、走りを意識したモデルらしく、今までのメルセデスと比べて、薄めですね

得意のウッドやカーボンの豪華な飾りもありません。




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メーターパネルは、
ターボエンジンでは重要なブーストメーターが中央上部にあり、その下にエンジン油温、そしてその下にはミッション油温(デュアルクラッチは油温が上がる?)

マニュアルシフト選択時には、中央上部は、何速かシフト位置が表示されます。







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ハッチバックなので、大きく荷物スペースがありそうですが、
AMG GTは、リヤレイアウトミッションやリヤサスのタワーバーの為、荷物スペースは犠牲になっています








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AMG GT の特徴がよくわかるアングル!

エンジン本体は、黒く大きなAMGエンブレムがあるカバー部ではなく、その後ろのシルバーカバーの下部に存在します。

エンジンは、室内側に食い込むぐらいの位置で搭載された、フロントミッドシップでリヤミッション!
前後重量比は、47:53












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エンジンは、AMG専用、4リッターV8直噴ツインターボ
特徴的なのは、ベンツでは初めて、Vバンク内側にターボが搭載され、レスポンスやコンパクト性を向上させています。

ミッションは、他のAMGシリーズでは、AMG独特の自社製スピードシフトMCT(一般的なオートマチックミッションベースでトルクコンバーターの代わりに、湿式多板クラッチになっている)ですが、
AMG GTでは、SLSに引き続き、スピードシフトDCT(デュアルクラッチミッション)!



AMG GTS 
走りを強調した、コンパクトなスポーツカー
今までのAMG専用スペシャルモデルにはない、コンセプトですね












category: SLR VS SLS

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アストンマーチン ヴァンキッシュ  

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アストンマーチン V12ヴァンキッシュ の初期モデル

この車は手ごわかった…
正直、弊社で今年上半期のトラブル1位かも…
春からお盆前までかかりました…

長年毎日いろんな車の修理・トラブルをさばいていますが、サクサクとこなせる修理もあれば、どっぷりはまる修理もあり、
日々、悩み・苦労する積み重ね、
そういう経験が、弊社・整備士のノウハウ(専門的な技術・手法・情報・経験)になっています。






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↑当初は、定番のミスファイヤー
過去の経験により、全12個のイグニッションコイルとプラグを交換しました。








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↑次に、ミッションを降ろすことになりました。

ヴァンキッシュは、V12エンジンに、セミオートマミッションというレイアウト






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↑セミオートマミッションを降ろしたところ、
ベーシックなマニュアルミッション車のように、エンジン側最後部のフライホィールに、乾式クラッチが付いています。






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↑6速セミオートマミッション本体
ベーシックな機械式マニュアルミッションベースに、クラッチ操作とシフトチェンジがオート化された構造がよくわかります。
一般的なオートマチックミッションと比べて、細く軽いボディとなっています。

ミッション後方上部には、シフトフォークを動かす、油圧式ユニット・シャフトが見えます。







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↑セミオートマミッションの、前方からのアングル
マニュアルミッション車のような、クラッチを締結する、レリーズベアリングが見えます。
これを、自動で前後させクラッチを切ります。

よく見ると、そのレリーズシリンダー用、2本の油圧ホースの他に、
もう1本配線が見えます。
これは、クラッチポジションセンサー!
今回は、このクラッチポジションセンサーを交換する為に、ミッションを降ろしました。
クラッチは、残量と状態を目視で確認する為に、外しました。








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↑今回の修理とは関係ありませんが、
カーボン製のセンタートンネル部とアルミフレームとの接合部、灰色のボンドが見えます
ディスカバリーチャンネルで見た、製造方法です





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category: アストンマーチン 

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フェラーリ スクーデリアM16 ヘッドライトクリーニング  

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フェラーリ スクーデリア16M 
スパルタンなスクーデリアのオープンモデル、世界限定499台の、レアな車両です。

↑そのレアな16Mの、右のヘッドライト

ヘッドライトAssyの部品価格は、相当な金額です。



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↑ヘッドライトレンズの内側が汚れています。

自動車ヘッドライトレンズは、20年ほど前より、ガラスから樹脂に変わりました。
ガラスレンズ時代のヘッドライトは、曇りにくく、レンズ自体の日光による材質の経年劣化も無かったと思います。
(先日、弊社に、25年前のスカイラインGTR(R32)が入庫しました。ヘッドライトレンズ、ガラス製で、すごくきれいなままでした)
軽量化やデザイン性、安全性、コスト等の理由により、現在は樹脂製レンズが主流になっています。







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↑レアな16Mの、ヘッドライトレンズも躊躇することなく、分解!
レンズ内側がクリーニング出来て、新車のようにクリヤーになりました。


当社では、フェラーリを初め、ベンツ、ポルシェ、ベントレー等、多数車種のヘッドライトの分解をした実績があります。
ヘッドライトレンズの分解は、本来非分解なので、部品供給上もレンズ単体での供給は無く、本来アセンブリー交換が基本です。
しかし、輸入車のヘッドライトは、部品価格が相当高く、それを左右交換となると、機能上問題なく、曇り・汚れだけで交換するのは、躊躇するところです。

本来非分解なので、分解には、相当な手間と時間がかかります
また、レンズ自身材質の、経年劣化の場合は、汚れではないので、クリーニングが不可能になります。


ほとんどの車両は、レンズ分解・クリーニングが可能ですが、
中には、分解するのに、異常に時間がかかる車両もあります。
最近では、W212のEクラス、前期の角4灯のヘッドライト、外側のレンズがこの車両独特な模様で曇り・焼けます、
この車は分解するのに、相当時間がかかりました。

また、中には分解不可能な車もあります。
最近では、ランボルギーニームルシエラゴ、この車両は、ガラスレンズで、分解にチャレンジしましたが、リスクが高く残念しました。








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↑スクーデリア、専用のカーボン模様の内部、どんだけ~こだわり、カッコイイですね

以前より気になっていましたが、リアルカーボンではなく、カーボン柄でした。

category: フェラーリ

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