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ピットクルー ブログ 2

堺市で輸入車専門 車両販売、整備・修理、鈑金・塗装、カスタム

G63  

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メルセデス・ベンツ G63AMG

今年の夏に納車させていただきました。

この車両の特徴は、デジーノ(特別仕立ての)専用マッドブラック

艶消しなのに、目立ちますね、存在感があります。


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今回は、そんなマッドブラックを生かして、ホィールやグリルメッキ部等を、マッドブラックにペイントしました。




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写真ではわかりにくいですが、マッドと言っても、よく見るとメタリックが入っています。





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ゲレンデのカスタムは難しいです
かなりのセンスが必要です。

手前のG63は、パールホワイト
今回は、スペアタイヤを外してみました。
スペアタイヤがあった方がゲレンデらしいとか、好みもありますが、
スペアタイヤが無い方が、駐車時のバックや走行中の後方視界等、乗りやすくなるのは間違いありません。
ゲレンデは、このスペアタイヤのせいで、かなり全長が長くなり邪魔になります。
ある人は、乗り味も軽くなった気がするとおしゃっていました。

今回は、やっぱり戻せるように、キャップタイプにしています。
一時的に変えてみるのも、面白いかも







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category: 未分類

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アウディ RS6 パワーアップ 700馬力 作戦  

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アウディ RS6

↑今回は、RS6アバントを さらにパワーアップする作戦です

http://inazumi1723.blog.fc2.com/blog-entry-123.html
↑前回のRS6の紹介ブログ

現在、純正の560ps馬力で充分なパワー

オーナー様は、他にも現行ポルシェ911ターボSを所有され、
意外にも、そのターボSと比べても、このRS6の方が、コーナーの安定感が断然あると、言われて、お気に入りになっています。

↑作業途中の写真は、mtm社(ドイツ)の、M-Cantronic(Mキャントロニック)という、エンジンコンピューターとハーネスカップラーの間にサブコンピューターをかます、パワーアップ作戦!
サブコンピューターの他、ブーストプレッシャー等複数のセンサーの間にも、カップラーをかまします。


これで、純正ノーマルの560psから、685psにパワーアップする予定です。

685psは、mtm社の公表であり、Mキャントロニックの箱の中にも、パワーグラフまで同封されていました。










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↑写真向かって右奥(車両左フロントガラス前)に、エンジンコントロールユニットがあります。

その他、複数のセンサー類に細工しますが、

ターボ車なので、ブーストアップにて、大幅にパワーアップするようです





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4.0リッター 直噴 V8ツインターボ の エンジンカバーを取り外したところ

最新技術トレンドである、Vバンク間にツインターボを搭載するレイアウトになっています。

Vバンク内側がエキゾーストであり、ターボを回します
ターボで過給された空気は、エンジンの前から、インタークーラーを通り、Vバンク外側のインテークから吸気されます。










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↑今回は、同時にエキゾーストマフラーも交換しました

これにより、685psから、さらに695psに、バージョンアップする予定

ほぼ、700馬力

700馬力というと、ランボルギーニー アヴェンタドールやフェラーリ F12 と 同じ馬力になります。





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↑交換後のマフラー

マフラーの交換によって、ターボの排気抜けも良くなり、レスポンスの向上や馬力アップが期待されます。
ターボ車の場合、マフラー交換は価値がありますね

交換後の排気音については、低めのドロドロした音質
音量については、個人の感覚・好みもあります、ターボ車の場合、音が大きくならないことが多いのですが、
今回は、けっしてスーパースポーツのように大きくはありませんが、ターボ車にしては大きめになったような気がします。






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↑外した、ノーマルのマフラー
ノーマルは、様々な規制や万人受けするため、音量小さめ、

マフラータイコ(消音器)の入り口と出口のパイプの角度が明らかに違うため、内部はストレート構造では無いでしょう。
また、タイコが大きいので、かなり消音しているものと思います

今回のマフラーは、触媒後ろから交換するタイプ。
センターマフラーレスのストレートパイプとなり、リヤマフラーも小さくストレート構造になっています。








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完成後、試運転をさせていただきました。

純正の560psから695psに、パワーアップしている為、もちろん、圧倒的なパワーの違いは即体感できます♪

試乗した感想は、700馬力というと、現在市販されている車の中でも、トップハイパワーマシンになりますが、
このRS6は、他のハイパワーなスーパースポーツカー比べると、乗用車ベースなので、乗りやすい

これぐらいのパワーだと4駆のメリットは絶大です
695馬力ですが、4駆なので、雨上がりのウエット状況で、0スタートアクセルを踏み込んだら、トラクションコントロールが効きながら、危なげなく4つのタイヤがトラクションしているのがわかります
2駆の場合だと、リヤタイヤがホィールスピンしかけると、トラクションコントロールが効き、アクセルがスカスカになり、一瞬加速が鈍ります。
ハイパワーターボは、段付き加速することなく、有り余るパワーがモリモリ出てる感じです。

やはり、圧倒的なパワーがある車は、面白いですね

category: アウディ

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マセラティ グランツーリスモ カスタム続き  

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マセラティ グランツーリスモMCスポーツ

今回は、いきなり完成写真から…
カスタム変更箇所がわかった方は、グラーンツーリスモのオーナーかかなりのマニアでしょう

今年の春に新車納車させていただき、カスタム

↑写真で、今回のカスタム箇所は、プロジェクターフォグランプの取付け、
現車は後期モデルであり、後期モデル専用のバンパーデザインです。
前期モデルにはありましたが、後期モデルにバンパーのフォグランプは無くなりました

今回は、フォグランプを取り付けました。








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フォグランプを取り付けるには、フロントバンパーの脱着が必要です。








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ご要望の、プロジェクタータイプのフォグランプを取付け

オンオフオリジナル製作となりました

まあまあ、きれいな仕上がりになりましたね

オリジナル加工製作は時間がかかります。





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点灯していない状態。
黒いグリル(網)の奥にあるので、目立ちません

ラジエターグリルには、イタリアカラーのペイントもしました。







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点灯状態!
もちろん、フォグランプもHIDキットを取り付けました。

さりげないおしゃれになりましたね

完全ワンオフオリジナルなところが、自慢です

category: マセラティ

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カレラGT 再掲載  

今回のブログは、「ピットクルー ブログ」にて、‘12.2.10.に一度掲載されたネタです。
もう一度、紹介したいネタを厳選して、テレビ番組で言うと「再放送」的に、再掲載したいと思います。



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ポルシェ カレラGT !

当時新車価格5000万円オーバー 600馬力オーバー!
2003年デビュー 1270台生産されました。


↑実車を見ると、写真で見るより、迫力・オ~ラがあります。

ルマン参戦する為に開発された、生粋のGTマシーン


ワイド感のあるボディに、(カーボンキャビンの構造上)小さく見えるキャビン、まるでCカーのようです。






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モノコックフレームではなく、バスタブタイプのカーボンファイバーキャビンに上下2ピースの籠状のサブフレームを持ち、そこにエンジン・サスペンションがマウントされています。

フレーム・外板パネル共、オールカーボン
まさに、コスト度外視のレーシングスペック

カーボンバスタブタイプキャビンの為、タルガトップが実現しています。





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エンジンを包むように、カーボンサブフレームが見えます。
そこに、インボートマウントショックが見えています。


エンジンは、V10 5.7リッター 612PS

排気音は、今までに聞いた事が無いような、官能的なレーシングサウンド






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メーターパネルは、ポルシェの法則にのっとったデザイン
特徴的なセンターコンソールとシフト位置
なぜか?木製のシフトノブ

幅広のステップ部や幅が狭いセンターコンソールから、ボディサイズの割には、タイトなコックピットになります。


3ペダルはオルガンタイプ、発進時のクラッチ操作は、重くありませんが、半クラの位置が分かりにくく、唐突に繋がる特性がある為、スタート時が非常に扱いにくいです。

ドアを開けたステップ部分が高くて大きいのは、カーボンフレームの構造物の為です

もちろん、薄くノンリクライニングのバケットシートも、カーボン製

カーボン製の2分割タルガトップは、フロントフード内にカチット収納されます。






010[1]

助手席側、マジックテープで留められている小さなマットを外したところ
一体成型の美しいカーボンバスタブフレームが丸見えです。



015[1]
リヤより見た、アンダーシャーシ
オールカーボンフルフラットカバー
ディフェーザーの効果を狙う為、タイヤ内側にも縦にパネルが付いています。

翼状のロアアーム







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フロント側のアンダーシャーシーデザイン
フロントトレッド間に凹みのあるデザイン
ここを凹ます事で、ボディ下を通過してきた空気がここで体積が増える為気圧が低くなり、前輪のダウンフォースを生む、ベンチュリー効果です

ちなみに、F1マシンの開発費用と時間の80%は空力に当てられるそうです。




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深くえぐられた、フロントフェンダーのアウトレット
僕は、この車のこの部分のデザインが一番機能美かっこいいと思います
ちまたに多い、ダミーデザインではありません


ここをえぐる事によって、ホィールハウス内の熱気が効率よく放出されます、
フロントのダクトより侵入したエアが書くラジエターを冷却し、フロントホィールハウス内に出てきます。

センターロックハブ



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左フロント前方よりのアングル

インボートショックに作用するプッシュロッドが見えます
ディスクローターを冷却する為の大きな導風パネル、ラジアルマウントキャリパー





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四角い穴は、今回整備用に外したカバーの跡です。
翼状のロアアーム、ディフェーザーの形状がよくわかります。

インボートショックの為、アーム付近にダンパーはありません。





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センターハブロックナット
左右で赤・青色違いで、緩む回転方向が違います
265/35-19 と 335/30-20 に、マグネシュームホィール
カーボンセラミックブレーキローター







↓面白い資料があったので紹介します。
2012-02-12-0946-15[1]
一体成型バスタブタイプのカーボンフレームと鳥篭タイプのサブフレームの構造がわかります。
実車では、室内は美しい一体型カーボンマテリアルやエンジンルームのサブフレームがむき出しに見えます。
よく見ると、あの特徴的なセンターコンソールも一体成型構造物の一部になっています。
分厚くて高い、ドア開口部のステップも見えます。








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純レーシングマシンのようなインボートサスペンションの構造がわかります。
どちらもカーボンフレームに直付けです。




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デザイン・マテリアル全てが本物の機能美


主力人気モデルである「911」のリヤエンジンのしがらみ(ミッドシップであるボクスターが911より速くてはいけない)に、翻弄され続けているポルシェは、
本気になれば、これぐらいの車はいつでも造れるという事でしょうか?







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category: ポルシェ

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ポルシェ911ターボS  

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ポルシェ 911ターボ

弊社では、3色目の新車ターボSの納車となりました。

スポーツカーメーカーが造る、ポルシェ911史上、最強最速のターボS

ポルシェ911は、‘64デビューから半世紀以上経ち、
特徴的な、RR(リヤエンジン・リヤ駆動)レイアウト、4人乗り、2ドアクーペ、水平対向6気筒エンジンという、アイコンを引き継ぎ、
また、基本的なスタイリングも継承し続けました。

ポルシェ911は、モデルチェンジごとに、確実に大きくバージョンアップをし続けてきました。

そんな、ポルシェ911も7代目になり、2000cc 130PSから始まったエンジンは、
最新ハイエンドモデルでは、3800cc 560PSになり、今や、4輪駆動に、リヤホィールステアリング(4WS)まで、武装しています。


ポルシェ911は、「最新は最良」です。
空冷ファンに怒られそうですけど…








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歴代ポルシェ911伝統のシルエット!

黄色い外装なので、わかりやすい、ターボモデル専用の、リヤフェンダー前のインテークダクトと、リヤバンパー下のアウトレットダクト、インタークーラー冷却用です






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ポルシェ911は、先代モデルまでつや消しのエンブレムでしたが、メッキのエンブレムになりました。

これは、一昔前、ポルシェ911のヘッドライトのメッキのリングに、太陽光が反射し、対向車が眩しくて事故したという事から、
ずっと、外装にメッキパーツを控えていたようです。





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今回の、ターボSは、パノラマルーフのオプション付です。
911の中でも、最豪華仕様ですね

多種多様の車種の中で、車格が上がると、サイズが大きくなる傾向があります。
また、パワーアップと共に、ボディサイズも大きくなりがちです
ポルシェ911だけが、取り回しが良く、軽快で、乗りやすいコンパクトサイズのまま、車格があるのではないでしょうか?




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様々なメーカーが、エンジンフードを開けた時、見栄え良く、エンジンにペイントしたり、カバーやレイアウト、整備性を良くする為、工夫しています。
また、エンジンフードをガラス張りにして、見せている車種もあります。

最新のポルシェ911は、エンジンフードを開けても、エンジンは全く見えません。





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パノラマルーフをオープンにしたところ

このアングルから見ると、リヤスポイラーの面積が大きいことがわかります






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↑写真撮影の為、「turboS]と刻印のあるゴム製フロントスポイラーを下げた状態にしています。
通常は、高速走行時に自動で出てきます。

今回のターボSは、クルーズレーダー付の為、フロントナンバープレートが若干高い位置になっています。






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↑これも、写真撮影用に、リヤスポイラーを上げたところ、
本来、リヤスポイラーは、高い位置ほど効果的です。

逆ウィング上のスポイラーとエンジンフードのダックテールのダブル効果にてダウンフォースが効いています。






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ターボS専用の、センターロックホィール

黄色いキャリパーは、カーボンディスクの証です。
一番の利点は、ブレーキディスクローターの軽さですが、
日本人の好みで言うと、カーボンディスクは、汚れません!



↓過去ブログ、ポルシェ911ターボS再考
http://inazumi1723.blog.fc2.com/blog-entry-168.html
‘14.9.11.
リヤステアの4WSやアクティブスタビライザーの考察

category: ポルシェ

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ML63 ヘッドライトカスタム & ヘッドライトレンズクリーニング  

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↑メルセデス・ベンツ ML63AMG

いきなり、完成写真です。

今回のご依頼は、エンジェルリング(イカリング)の取付けです。

↑写真の関係で、エンジェルリングがかなり明るく写っていますが、実際はきれいに、リング状に見えます。
写真では、わかりにくいのですが、外側のリングより内側のリングの径を若干小さくしました。









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↑まずは、左右ヘッドライトの取り外し
最近の車は、バンパーを外さなければ、ヘッドライトが外れない車種が多いです。






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↑ヘッドライトの分解途中の写真です。

本来、ヘッドライトは非分解(接着)です。
この、ヘッドライトのレンズを外す(殻割)が、非常に手間と時間がかかります。 


弊社では、‘90年代より、新車並行輸入車を扱っていた関係で、ヘッドライトレンズカット改善の為、数多くの車両のレンズを外してきました。
最近では、並行輸入車の数は少なくなりましたが、レンズ内の曇りの除去の為、レンズを外すことが多くなっています。
車種によっては、新車から曇っているレンズもあります。新品に交換した直後に曇るレンズもあります。
また、レンズ内側の汚れ・曇りは間違いなくきれいになりますが、レンズの材質の経年劣化の為の細かいひび割れ等は直りません。

たま~に、当ブログにてヘッドライトクリーニングのネタを掲載している為、遠方からも問い合わせがあります。
関東の方から、自走で来られる方もおられます。
地方の自動車会社の方からの、ヘッドライトのみを送付するので施工して下さいという、問い合わせもあります。
車両ごとの入庫もヘッドライトのみも価格設定は一緒です、なぜならこの殻割が非常に時間がかかるからです。

多種多様のヘッドライトの殻割をしていますが、初めての車両の場合、たまに出来ない車両や想定外に時間がかかる車両もあります。
最近では、ムルシエラゴのヘッドライトをチャレンジしましたが接着が硬くガラスの為リスクがあり中止しました。
角4灯のEクラス(W212前期)は、殻割に異常に時間がかかり、また独特の模様で曇るレンズは焼けており、磨き取るのにもかなり時間を要しました。  (もうやりたくありません) 


また、反射鏡も、機能上光度に支障の無いところを、艶消しブラックやガンメタに塗装するカスタムも可能です









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↑このアングルより、立体的に見えます。

今回のご依頼はエンジェルリングの取付けでしたが、
正直、エンジェルリングは、ヤフオク仕入品です、ヤフオクの方がサイズや形状等品数が多い為ですが、
アジア製の為、品質・耐久性の面で、非常にリスクがあると思います。
エンジェルリングに関しては、ノークレーム・無保証の対応にさせていただきます。
この品質・耐久性の件は、事前に充分ご説明させていただき、ご理解・ご了承していただいてからの着工となります。


↑写真では、わかりにくいのですが、ラジエターグリルの中にもLEDラインを仕込みました。
ここを明るくなると、フロントがやかましくなりそうだったので、少しトーンを落としましたが、
好みがあり、また、実際部品を仕入れて付けてみなければ、わからない部分もあります。








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↑実は、現車は約3年前にも、弊社で、ヘッドライト内にLEDラインを取り付けました。

今回は、仕様変更とクリーニング

3年前のLEDラインは、LED特有のブツブツが見えます。
今回は、きれいにネオンのように光るタイプを、取り付けてみました。

category: ベンツ ML GL クラス

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フェラーリーFF 再考 PTU編  

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フェラーリFF 4人乗りでフェラーリ初の4輪駆動である
車両価格は、3200万円から… 

当ブログ、‘15.5.24. 
http://inazumi1723.blog.fc2.com/blog-entry-239.html
で、一度ご紹介した、フェラーリFFですが、
今回、そのフェラーリFF、独自・独創のメカニズムに関して、もう一度触れてみようと思います。

かなり、マニアックな内容になります。

↑写真から、フェラーリのフロントエンジン伝統の、
長くて大きな V12 6.3リッター エンジンが、完全にフロント車軸線より後ろに、搭載されているのがわかります。








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↑向かって右が、フロント側です。
黄色の矢印の間が、V12エンジン
ドライサンプの為、エンジンの下にはオイルパンは無く、アルミのカバーの直上はクランクシャフトになっています。

右の矢印の前が、今回注目の、PTU(パワートランスファーユニット)

エンジンのクランクシャフト前端より、直接接続している、フロントデフ?のような物
左フロントタイヤが見えて、全体の位置関係がわかります





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↑次は反対側よりのアングル、向かって左がフロント側、
黄色い矢印の右がエンジン、左がPTU

左フロント駆動用ドライブシャフトが見えます。







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↑今度は、前よりPTUが見えるアングル!

フェラーリFFは、今までにない、独特の4輪駆動システム

リヤタイヤへの伝達は、フロントV12エンジンから、プロペラシャフトで、リヤ搭載の7速デュアルクラッチミッションに伝達され、ミッションと一体構造のデフにより左右リヤタイヤに伝達されます。
また、フロントタイヤへの伝達は、エンジンクランクシャフト前端に直結しているPTUにより、左右のフロントタイヤに伝達されます。

PTUは、リヤタイヤのグリップの限界を超える駆動力を要求された時に、フロントタイヤに駆動力を伝達する仕組み!

もはや、660PSは、リヤ駆動のみでは、タイヤのグリップ許容範囲を超えています。


PTUの内部は、LOとHIに2段メカニカルギヤが存在、
リヤ駆動用7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が、1~2速の時はPTUはLOギヤ、3~4速の時はPTUはHIギヤが受け持ち、5速以上の時はPTUは切り離されています。

また、PTUの中には、2組の湿式多板クラッチが存在し、
1つは前後の回転数の差を吸収し、もう1つは左右の回転数の差を吸収します。

電子制御による、F1トラックやEdiff、PTUの働きにより、前後左右4輪が必要に応じて独立したトルク配分を実現しています。

全て、複雑な電子制御がなせる技ですね









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↑真下よりのアングル、向かって右がフロント側、

エンジン、PTU、左右フロントドライブシャフトとタイヤが見え、レイアウトがよくわかるアングルです。


通常、今までの概念では、ニッサンGTRのように、エンジンからミッション、そこから左右リヤタイヤに伝達され、
フロントタイヤへは、ミッションより前向きにもう一本プロペラシャフトがフロントデフへ伝達されるのが一般的です。

このPTUのメリットは、軽量化、適切なトルク配分が出来る事で、
それは、ニッサンGTRと比べて、大きなボディ、大きなエンジン、豪華な内装ながら、車重は同じ1700kg台となっているところがすごいと思います。









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↑左フロントタイヤハウス内に、
PTU作動用のハイドロリックユニットがあります。

青いフレームステーのせいで見えませんが、オイルタンクの下にハイドロリックユニットがあります。


ちなみに、今回の修理はオイル漏れ…
オイル漏れ箇所は、左フロント前付近より…
この、PTUハイドロリックユニットよりオイル漏れでした
2つのタンクの間のホース、
そのホースに付いているバンド、よく見ると、向かって右側のバンドの位置が悪く見えます
これが怪しいようです

category: フェラーリ

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