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ピットクルー ブログ 2

堺市で輸入車専門 車両販売、整備・修理、鈑金・塗装、カスタム

ベンツうなり音 ミッションオイルポンプ交換  

メルセデス・ベンツML350の うなり音で入庫です。

うなり音については、エンジン補器類(オルタネーターやウォーターポンプ)や各プーリーベアリング、エンジンマウント、エンジン本体、そしてミッション本体等いろいろ考えられます。
うなり音でも、よく似ているので判断が難しい時もあります。
今回は、かなり大きい音と振動がありました。

今回は、ミッション本体からのうなり音と判断しました。
7速ATミッション定番のオイルポンプ不良と判断しました。

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早速、ミッション本体を降ろしました。
MLは4駆なので、ミッション本体後部にトランスファーが取り付いています。

とりあえず、トルクコンバーターを外しました。




あれぇ?


CIMG1828.jpg
↑写真の黒っぽい色の部分がオイルポンプです。
内側からボルト止めされています。




CIMG1829.jpg
↑トルクコンバーター
真ん中の円柱形状の部分がミッション側に差し込まれます。
円柱形の先端は、凸凹になっていますが、この部分でオイルポンプを駆動します。

よく見ると、この円柱形のシャフト部分に、指輪のような物が付いているように見えます。
これは、今回のうなり音の原因で、本来オイルポンプ側に付いているブッシュで、
トルクコンバーターの円柱形部分の軸受けになります。
このオイルポンプのメタルブッシュが焼き付き、トルクコンバーター側に固着しました。



CIMG1836.jpg
↑ミッションスタンドに取り付けて、ミッション分解開始
写真のミッション後方に、取り外したトランスファーが見えます。







CIMG1837.jpg
↑ミッションを立てて、分解していきます。
写真は、フロントケースを取り外したところ

右端に人影が見えます。
実は今回のブログの主人公です。
弊社で一番若いスタッフです。
いろんな作業をこなしてきていますが、
今回初めて、ミッション本体分解作業デビューしました。
今回は、ミッション前半だけの分解ですが、技術・知識を継承することは大事なことです




CIMG1838.jpg
フロントケースの内側
オイルポンプを取り外すには、1組のクラッチ・ピストンケースを取り外す必要があります







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手前が、新品のオイルポンプ
よく見ると、軸受けの部分が、ブッシュからニードルベアリングに変更されています。

対策品ですね
7速ATミッションの定番作業でした。
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category: 整備記録

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シトロエン プジョー ミニ エンジン修理  

IMG_3218.jpg
フランスのシトロエンです。

エンジン不調修理です。
症状は、アクセルを速く踏み込むと、加速せず、チェックエンジンが点灯し、アクセルを戻してから、アクセルを踏んでも加速せず不調のまま

今回このシトロエンは、かなり時間がかかり苦労しました。

現在、シトロエンとプジョーとミニは、モデルによってターボ付き・無し等の仕様違いはありますが、同じエンジンを使用しています。
なので、3メーカーとも、全く同じ故障します。





FullSizeRender.jpg

3メーカー共通の、FF横置き4気筒直噴1.6リッターエンジン
直噴がくせ者で、オイルが汚れやすかったり、直噴ポンプも弱かったりしますが、
厄介なのは、このエンジンは、インテークバルブが、カーボンが堆積し詰まってくるようです。

僕の主観では、最近のBMW系のエンジンは弱い印象があります。

軽症な場合あるいは予防整備には、インマニに点滴するような「WAKOSのRECS(吸気系洗浄剤)」も有効的ですが、
走行距離が多いと、ケミカルでは全く歯が立ちません。

最悪、エンジンヘッドを降ろし、分解し、カーボンが固くこびりついたバルブを取り外して綺麗にする必要があります。
ちなみに、カーボンは、インジェクターやプラグ、ピストンヘッドにも固着しています。




↑横置きエンジンの後方のインマニを取り外しているところ



IMG_3220.jpg
↑エンジン後方、インマニを外したところ、
この狭い状態で、様々な溶剤でインマニバルブに、染み込ませて溶かそうとしても歯が立たず、
結局、窮屈な体勢でブラシ等を差し込んでシコシコこすって、きれいにします。
この洗浄行為だけで、半日以上費やしました。










IMG_3221.jpg
取り外した、インマニ等です




IMG_3222.jpg
↑今回は、バルブを取り外していないので、
この写真は、別の車、BMWミニの同じエンジンのものです。
左がインテークバルブ、右がエキゾーストバルブ
インテークバルブにカーボンが固着しカチカチで、詰まりかけ
バルブシートのところにもあるので、圧縮も抜けてたかも、




IMG_3223.jpg
これは、シリンダー内部に直接噴射している、直噴インジェクター
筒内噴射の為、高圧です。

↑写真は洗浄後です






IMG_3224.jpg
↑直噴インジェクターの拡大
直噴インジェクターの噴射口にもカーボンがこびりついていたので、取り外し単体で超音波洗浄して新品みたいになりました。

組み上げると、無事直りました。
時間と手間はかかりましたが、エンジンヘッドを取り外して、分解、バルブ及びヘッドを清掃するよりは、ローコストで修理出来たと思います。


この3メーカー共通の1.6リッターエンジン、最近、上記のように非常にトラブルが多いです。





category: 整備記録

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Sクラス 左寄り  

S221.jpg

メルセデス・ベンツ S400h (W221) 
症状は、「走行時、左に流れる」でした。
今まで、何軒かの修理工場で見てもらっているようです。
日本は左側通行、道路は左に水勾配がついているので、左に流れやすいです。
メルセデスのSクラスは、左に流れる車両が多い気がします。

早速試運転、確かに、左に流れるのは確認出来ました。
現車は、タイヤ・ホィールは、社外品のようでしたが、その他は、純正(ノーマル)でした。


あれっ、と思い、車高を測定してみたら、左フロントが右フロントより10mm低いようです。
左フロントが下がっていると、左流れの原因になります。
ローダウン車は、アライメント測定前に、必ず車高をチェックするのですが…
↑写真は、メルセデス純正専用テスターにて、エアサスの車高の調整をしているところ。






車高調整後、試運転しましたが、左流れは直っていないようです。
S2211.jpg
↑4輪ホィールアライメントの測定・調整をしているところです。

左フロントキャンバーを調整して、真っすぐ走るようになりました。

category: ベンツ S、CLクラス

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暑中お見舞い申し上げます。  

     残暑お見舞い申し上げます

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平素はなにかとお世話になり厚くお礼申し上げます。
さらに今後ともお引き立てのほどよろしくお願いいたします。

弊社は、誠に勝手ながら、
8月11日から8月16日まで、夏季休暇とさせていただきます。


                                              2017年 盛夏

category: ブログ

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TOUCH (タッチ) フレーム測定器  

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↑この器具は、なんでしょうか?









フレーム測定器
(3次元車輌デジタル計測器)

TOUCH (タッチ)
 です。

初めて、ご覧になる方も多いと思います
まずは、↑TOUCH (タッチ) の全景です。








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↑TOUCH (タッチ)の、腕(測定部)を伸ばしたところの全景

この腕に付いた、4か所の関節部に、センサーが付いていて、
3次元で、ペン先(測定部先端)の位置を、計測しています。
腕の土台から、パソコンへブルーツゥースでデーターを送信しています。



↑上記の写真は、TOUCHの説明の為の全景です。
今回のフレーム測定の場合は必要の無い測定のパターンですが、
上記の写真は、簡易的にホィールアライメントを測定をしています。
最初に、例のペン先を地面の3か所にタッチして、地面の水平を補正してから、ホィールリムの3か所にタッチして、
アライメントを測定するようです。









CIMG1027.jpg
↑それでは、実際に、フレーム測定しているところの写真

まず、計測する車両をリフトアップさせます。

次に、TOUCH (タッチ)がパソコン画面上で指定する、計測車両の床面4か所を、ペン先(測定部先端)で順に、指します。
これで、リフトの床面(地面)と計測車両の床面(リフトの水平)の、水平レベルの補正が完了します。

次に、気になる損傷個所に、ペン先(測定部先端)を指していきます。
今回の事故は、前方からの衝撃だったので、前方を重点的に数か所計測しました。







修理書 ボデー寸法図 001
従来のフレーム測定は、↑上記のような修理書の、複数の寸法図の計測値を基準に、計測車を測定しました
実際は、上下の振れまではわかりにくいのが現状でした。




タッチ 001
↑は、TOUCHがプリントアウトした図面
上から、車両の前後方向のズレ、左右方向のズレ、上下方向のズレの計測値を示しています。

最近の車両はほとんどがモノコックフレームです。
モノコックフレームとは、卵の殻をイメージしますが、実際には、骨格(フレーム)が存在します。

今回のような前方からの事故損害の場合、主に、
バルクヘッド(エンジンルームと車内間の隔壁)付近から出た、左右のフレームのズレを測定しました。
左右のフロントフレームが、事故により、
上記のプリントされた書面で、上から、
前後方向に何mm縮んでいるか?左右方向に何mm振れているか?上下方向に曲がっているか?計測し表示されています。
非常にわかりやすいです。

左右のフロントフレーム上のストラットの取り付け部を単体で計測することも可能ですが、
この、フレームの床の測定部を数か所測れば、ストラットの取り付け部のズレやピラーのズレまでわかります。


今回、このTOUCH(タッチ)で計測した理由は
事故車は、走行3000km、登録後3ヶ月の車両でした。
ルーフの右、運転席ドアの上部、右Bピラーの少し前付近が凹んでいた原因を追究したい為でした。
計測前は、右フロントフレームに力が加わり、右Aピラーに波及し、右Bピラー手前のルーフが凹んだと考えられる可能性があり、
もし、そうだとすると、モノコック全体が曲がっている可能性があり、全損判定しなければいけない可能性があるからでした。

測定結果は、右フロントフレームは、左右前後上下とも、正常な範囲でした。
ルーフ右の凹みは、大きな事故の衝撃によって、右フロントフレームから右Aピラーへ力が波及し、凹んだものと考えられますが、
スローモーションを想像すると、事故の衝撃力が波及し、波のようにたわみ、戻ったものと想像します。
結果は、ルーフの凹みも今回の事故との因果関係はありますが、左右のフロントフレームその他の曲がり等は異状なく、安心して乗れるという事です。

各部修理後、最終的に4輪ホィールアライメント測定・調整するわけですが、そもそもフレーム精度が正常でなければ意味がありません。

弊社では、このように、事故修理も、最新の機器にて、測定・調整をして、科学的根拠をもって、お客様にご説明し、安心安全に、事故修理後も使用していただけるように、心がけています。

category: ブログ

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アウディ 動画再生  

CIMG1787.jpg

最近のアウディ 動画再生が出来ます
↑写真はQ5です

ちなみに、ディーラーに問い合わせたところ、「出来ません」という回答でした。


携帯から、ユーチューブ等動画再生出来たら、いいですよね
例えば、長距離のドライブや長い渋滞の時、映画やドラマをユーチューブで探したり、
好きなアーティストのライブをエンドレスで、再生したり、
僕のお勧めは、「ap bank band」 です。






CIMG1788.jpg

全部で4種類の変換コードを使い、合計27000円(税込み)と 割高感がありますが、
デジタル→アナログに変換するのがポイントです。
なので、ディーラーは出来ないと回答したのでしょう





CIMG1789.jpg

メディアの、ソースを、外部ビデオ入力にすると、携帯の動画が再生できます。









CIMG1809.jpg
↑写真は、S8です。
もちろん、USBから、携帯に充電しながら、再生もできます。

category: アウディ

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