FC2ブログ

ピットクルー ブログ 2

堺市で輸入車専門 車両販売、整備・修理、鈑金・塗装、カスタム

BMW エンジンオイル消費 オイル下がり バルブシール交換  

CIMG2569.jpg
今回の修理車は、BMW320iクーペ(E92)
2005年から2012年に生産された、先代の3シリーズで、いわゆるE90シリーズ
320iなので、4気筒

今回の症状は、エンジンオイルの消費!
エンジンオイルがエンジンの外部に漏れていないのに、消耗する症状

いわゆる、オイル下がりで、オイル下がりとは、ゴム製のバルブシールからオイルが吸われて、シリンダーの中に入り、燃焼されて消える症状、
ちなみに、オイル上がりとは、ピストンリングからシリンダーは抜けて、消耗される症状、
こちらは金属なので劣化しにくく、オイル下がりの方が、故障率は高いです。

最近のBMW系(ミニも含めて)、4気筒も6気筒も、オイル下がり症状多いですね
1000kmで1リッター減るのは、あたりまえで、3000km走らないうちにオイルレベル警告点灯、
オイルレベル警告、2リッター減ると点灯します。
シリンダーの中でオイルが燃焼されるので、マフラー出口から、煙がひどくなります
弊社のお客様も、しょっちゅう、オイルを補充して、ごまかして乗っている方も、多いです。

ひどくなると、1000kmで2リッター以上減り、
ガソリンと違って、オイルは燃えにくいので、プラグに付着し、かぶってミスファイヤーします。
スパークプラグを交換すると、しばらく調子は良くなります。
そうなると、こんどは、しょっちゅうスパークプラグを交換することになります。

今回は、このバルブシール交換作業をします。





CIMG2568.jpg
↑タイミングチェーンのカムスプロケットを取り外したところ

写真向かって、右がインテークカム、左がエキゾーストカムシャフトです。
インテーク側カムシャフト付近は、BMWお得意の、バルブトロニックシステムがある為、複雑な形状をしています。








CIMG2567.jpg
↑角度の違うアングルから、

ヘッド中央の大きなアルミ形状のところには、バルブトロニックシステムのエキセントリックシャフトモーターが付きます。






CIMG2570.jpg
↑IN/EXのカムシャフトを外したところ

バルブシールを交換するには、カムシャフトまで取り外す必要があります。




CIMG2572.jpg





CIMG2573.jpg
↑バルブトロニックシステムをl特殊工具で固定して、裏返したところ





CIMG2579.jpg
↑バルブシールを交換しているところ

この作業が、今回のハイライトです
ディーラーでは、正規のマニュアル通り、エンジンヘッドを取り外して修理しているらしいですが、
弊社では、プラグホールにエアを入れて(青いホース)、バルブを下に落ちないようにして、
てこの要領の工具で、バルブスプリングを押さえ、コッターを外し、バルブスプリングを外し、バルブシールを取り替えます。

今回の作業の中で、このコッターが小さく、脱着が一番手間と時間がかかります。



では、なぜ、最近のBMW系は、エンジンの内部でオイルが消耗して、オイルが減るのでしょうか?
僕の主観ですが、恐らく、バルブトロニックシステムがくせ者で、
このブログでも何度か紹介していますが、
バルブトロニックシステムとは、スロットルボディの代わりに、インテークバルブのリフト量を変化させて、吸入空気量を調整している機能です。
なので、通常のスロットルボディのタイプより、インテークポートに負圧がかかり、インテーク側のバルブシールから吸われるのではないかと思います。


最近のBMW系エンジンは、4気筒も6気筒もオイル消耗が多いですね。
原因は、オイル下がりです。












スポンサーサイト

category: BMW

tb: 0   cm: 3

ベンツ 7速ATミッション修理  

メルセデス・ベンツの、現行主力ミッションである、7速電子制御オートマチックミッション(722.9)です。

今回の症状は、「走行中一時的に、吹け上がり(滑り)、加速不良になった。」
よくある症状です。

入庫後、試運転、症状確認できず
テスター診断、ミッション各部点検
タービン回転数センサー(n1)不良 故障メモリーあり

やはり、症状を聞いた時の予測通り、回転数センサーの不良でした。



CIMG2455.jpg
ミッションオイルを抜いでから、オイルパンを取り外し、
バルブボディを取り外しました。

↑上の写真、向かって左がバルブボディ、その上がソレノイドバルブ、向かって右がミッションコントロールコンポーネントです。

今回の問題は、写真向かって右のミッションコントロールコンポーネント(通称基盤)

写真で、ミッションコントロールコンポーネントの向かって左が車両前方になります。
ミッションコントロールコンポーネントの前方(左)に、四角く囲ったように見えるところがあります。
この部分は、ミッションコントロールユニットです。
ミッションのコンピューターは、熱いオイルの中に浸かっているのです。

ミッションコントロールコンポーネントは、ミッションコンピューター(VGS)+エレクトロニックプレートになります。

エレクトロニックプレートの中央に、白く丸い物体は浮き、レベルセンサーです。
その前に、ボタン型の黒く丸い部分が2個、今回問題の回転数センサー
そして、一番後ろにもう一つ回転数センサーがあるので、合計3個の回転数センサーが付いています。






CIMG2451.jpg

↑ミッションコントロールコンポーネントを裏返したところ

写真向かって右が前方、
四角く銀色の部分が、ミッションコンピューター
その後ろの丸い部分が、回転数センサー(インプットプットシャフトとアウトプットシャフトの回転数)
そして、一番後ろにも、丸い回転数センサーが付いていて、合計3個回転数センサーが付いています。

ミッションコントールコンポーネントの部品定価は66300円
今回は回転数センサーが不良なので、通常ミッションコントロールコンポーネントAssy交換になります

しかし、最近、ミッションコントロールコンポーネントは、セキュリティパーツ指定になり、外販不可、
今までのように部品商からの供給が一切なく、
また、ヤナセからも部品のみでの販売が不可能で、ヤナセでの作業が前提条件でのみ、購入可能になりました。

ちなみに、ヤナセで作業してもらうとしたら、約18万円から28万円になります。
18と28の違いは、基盤のみの交換か?バルブボディAssyでの交換が必要か?です。
現車についている、バルブボディの現品番号を確認して、
基盤のみの交換か?バルブボディAssy交換か?判断してもらいます。
年式の古い車両は、バルブボディAssyで交換指定になっている場合が多いです。






CIMG2454.jpg
↑銀色の四角い部分は、ミッションコントロールユニット
その後ろに、今回問題の回転数センサー、3極のプリント基板が見えます

今回、ミッションコントロールコンポーネントが一般部品供給不可能部品になった事もあり、また、コストダウンの為、
初めて、この回転数センサーのみ単品交換にチャレンジしてみました。

チャレンジする際に、弊社の倉庫にある、バルブボディの中古を分解して、取替の練習をしました。





CIMG2453.jpg
↑回転数センサー単品
最後部の回転数センサー以外だったら、単品交換できます。

一時的に、ミッションが滑ったことがある(エンジン回転数が吹き上がる)という症状で、
故障メモリーが回転数センサーの場合、前の2つの回転数センサーのどちらかがメモリーされている事が多いです。

この現物修理の方法で、ミッションオイルやオイルエレメントも含めて、全部で約10万円です。


また、同じような症状でも、故障メモリーを確認して、前記と違う場合は、やはり、ミッションコントロールコンポーネントAssyまたは
バルブボディAssyを交換しなければならない場合もあります。

category: ベンツ S、CLクラス

tb: 0   cm: 0

改めまして、あけましておめでとうございます!  

改めまして、あけましておめでとうございます。 

ピットクルー は、

本日、1月5日から、通常通り営業しています。

今年も、よろしくお願いいたします。


CIMG0672.jpg




CIMG1174.jpg






CIMG1763.jpg






CIMG0510.jpg

category: ブログ

tb: 0   cm: 0

あけましておめでとうございます  

 
 あけましておめでとうございます

CIMG2509.jpg

  平素のご厚情とご支援を深謝し併せて新年のご祝詞を申し上げます
                                    2018年 元旦

category: ブログ

tb: 0   cm: 0

プロフィール

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック