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ピットクルー ブログ 2

堺市で輸入車専門 車両販売、整備・修理、鈑金・塗装、カスタム

ポルシェ911 (タイプ997) ミッション不調  

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ポルシェ911 (タイプ997)
ミッション不調で入庫
この車両は、997前期の為、トルクコンバータータイプのオートマチックミッション

ミッションの警告灯点灯及び2速ホールドでした。

早速、テスター診断 ショートテスト実施及びミッション各部点検を行いました。
故障メモリーの結果は、回転数センサー不良 でした。

ATミッションは、エンジンからのインプットシャフトとドライブシャフトへのアウトプットシャフトの回転数を常に監視しています。
変速して、インプットとアウトプットの回転数の差があるのですが、
その回転数の差が異常だと、クラッチが滑ったと認識して、エマージェンシーモードになり2速ホールドになります。
エマージェンシーモードとは、ミッションが故障しても修理工場まで走れるモードです。





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↑写真向かって左が、車両後方になります

ポルシェ911は伝統的にリヤエンジンなので、左右リヤタイヤ車軸ラインより後方にエンジンがあります

エンジン部分に、大きな四角いオイルパンがあり、左右に水平対向6気筒のエキゾーストマニホールドが見えますね

エンジンからの駆動力は、トルクコンバーターを介し前方のミッションに伝達され、
ミッションからUターンしてシャフトでデフに伝達され左右に別れます。

↑写真の、ヒダヒダのリブが付いている部分が、デフですね








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↑前出の写真と同じ方向からのアングル、
早速、ミッションオイルパンを外してみました。

おやっ、どこかで見たことがある、バルブボディ?






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↑写真向かって右が車両後方






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↑バルブボディを外してみました









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↑バルブボディの上に取り付いている、エレクトロニックプレートを交換しました

エレクトロニックプレートに回転数センサーが組み込まれています

組み上げて試運転、予定通り、症状は改善されて直りました。


ちなみに、ポルシェのパーツカタログでは、ミッションオイルパンのパッキンやオイルフィルターの部品供給はありますが、
エレクトロニックプレートのみでの部品供給がありません

つまり、恐らくポルシェディーラーでは、今回の症状の場合、ミッションAssyでの交換修理になると思います。
ミッションAssy交換の修理方法の場合、
新品のミッション本体部品価格が¥3778000、リンク品(リビルト品再生品)でも¥2705000になります、
ミッション交換工賃は、15~20万円、オイル代等加算して、リンク品を使用しても、合計330万円の修理費用が必要になります。

今回弊社では、ミッション内部のセンサーー不良という事で、バルブボディを外して、エレクトロニックプレートのみの交換する修理方法にしました、ミッションオイルとエレメントも交換して、合計15万円までの修理費用でした
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category: ポルシェ

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Sクラス W222 アライメント  

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4輪ホィールアライメントサービスを行うのは、理由がある場合が多いです。

まっすぐ走らない、
タイヤが片減りする、
事故をした、
サスペンション周りの修理をした、
ローダウンやタイヤ・ホィールサイズ変更のカスタムをした、
タイヤ交換をした、
そして、理由は無いが、点検・調整の為

通常、一般道では、まっすぐ走り、ハンドルの位置がずれてなく、タイヤが偏摩耗せず長持ちすることが重要です、
その次に、左右のコーナリング性能等の問題や癖になってくると思います

サーキット等では、タイムを競い、コースではコーナーばかり、コーナー重視な設定、
特にフロントタイヤは、極端なキャンバーが付けられ、ハの字状態
このままで一般道を走ると、直進でハンドルがふらつき、タイヤも内側が見る見るうちに減ってワイヤーが出るでしょう

また、余談ですが、最近、新しいカテゴリーで、ドリフト走行があるようです
あれは、リヤのトーが極端なトーアウトにされていて、リヤが簡単に滑り出すようにされているようですね






また、メーカーによって、いろんな癖があります
FRやFF、MR等、駆動方式によっても癖があります

私の主観ですが、
日本では、左側通行で、道路の水勾配のせいで、昔より、輸入車は、左に流れる車両があるようです
BMWやフェラーリ、マセラッティ、ランボルギーニ、ロールス等は、直進性が良く、基準値センターで、ほぼまっすぐ走ってくれますポルシェの、911、ボクスター、ケイマン、カイエン、基準値センターでは、まっすぐ走らず、日本に入ってくる車両は新車から対策されています
アメ車、特に大きなSUV系は、左に寄りやすく、日本仕様に対策もされていない車両が多いと思います

そして、ベンツ、弊社では入庫の多いメーカーです、
ベンツも、日本に入ってくる車両は新車から対策されています
しかし、特にSクラスは、サスペンションアームのブッシュが大きくて柔らかいせいか、左に流れやすく、歴代まっすぐ走りにくいかな
W222になってから、かなり良くなり、まっすぐ走る車が多くなりましたが、少し個体差があるようでたまに修正が必要な車両もあります

国産車は、神経質にならずとも、総じて直進性が良く、まっすぐ走ります









今回入庫車は、Sクラス(W222)
若干ですが、明らかに左に流れます

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W221までの車両は、純正で調整用のボルトが存在しましたが、
W222は無いので、サスペンションアームの取り付けボルト部の、削り加工作業が必要になります





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これで、まっすぐ走るようになり、運転のストレスも無くなりました




category: 4輪アライメントサービス

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211 リヤサブフレーム  

Eクラス(W211)
右リヤの車高が下がって、走行中異音で、入庫です。
エアサスでもないのに、車高が下がるとはおかしな症状です。

入庫時、確かに右リヤが下がり、タイヤがハの字に食い込んでいます?
走行すると、確かに大きな異音が…










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早速リフトアップ

あれ…




何やら違和感が…


真後ろから見ると、リヤのサブフレームが斜めに見えます…










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左後ろサスペンション付近

↑写真の、左リヤマフラー管の向こう
アルミのリヤサブフレームとボディ間に隙間が空いています

リヤサブフレームとは、サブフレームに、デフや左右のサスペンションアームが取り付けられ、ボディに取り付けてあります。

左右のロアアームとボディ間にスプリングがあります。

今回は、その、リヤサブフレームの左の取り付けボルトが折れています

そして、ロアアームとボディ間はスプリングで突っ張っているので、隙間が空いています
右リヤの車高が下がって見えましたが、左リヤの車高が上がっていたのですね




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↑写真、右リヤホィール、ブレーキキャリパー奥に見えるのは、ボディとサブフレームの隙間

今回は、なんと、リヤサブフレーム右の取り付けボルトの前も折れています
リヤサブフレームの取り付けは、前後左右4カ所で、真下よりボディに取り付いてますが、
今回は、右の前後2本が折損していました。






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ちなみに、弊社では、このW211のリヤサブフレームのボルト折れ、初めてではありません

折れたボルトは、モノコックボディの目ネジのネジ山に残っています

これを、取り出すのは、至難の技で…
いくつものドリルを使い、ひたすら地道に、ほじくり出します
ちなみに、今回は、1本ほじくるのに8時間

作業時間は、合計で3日間
折れたボルトを見つけた時点で、作業時間は想像できましたが、
かかった時間通り、工賃をいただくと膨大な金額になります

そんなお金をいただくのも気を使いますので…
割の悪い仕事です

よく入庫していただいている、お得意様なので、特別価格でさせていただきました

この作業だけの初めてのお客様の場合だと、作業時間通り、工賃をご請求したかもしれませんね





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左リヤの折れた取り付けボルトの、発掘作業中


オリジナルの目ネジを生かして、ほじくれませんので、

ナット掛けで留めることになります

折れた純正のボルトを持つて、専門のネジ屋さんに行くと、ボルトの頭の数字を見て、同じ強度のボルトを出してくれます
自動車の足廻りのボルトは、強度の強いボルトを使っているので、ホームセンターではダメですよ

category: ベンツ E、CLSクラス

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キャデラック   

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現行のキャデラックが2台揃ったので記念撮影
各所に共通性のあるデザインです

この2台が凄くいい車!
なぜ、日本でイマイチか?

ルックスもいいし、インテリアもいい、乗り味や装備・機能性、ナビ等の使い勝手もいい
ヨーロッパの車と比べて、割安感もあります

個人的には、
日本の消費者は、長く車を選択しているので、もっと車を見る目があってもいいのでは?
もっと売れてもいい車と思います。








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キャデラックCTS-Vの方は、当ブログの、
2017.07.18.
http://inazumi1723.blog.fc2.com/blog-entry-371.html
で、紹介しましたが、

今回は、現行エスカレード!
まず、乗り味が先代と比べて、ガラッと変わりました。
人気のある現行のアルファードがかなりしょぼく見えます
先代までは、長らく続いた、大きく重たいアメ車SUV特有のフワフワ感やダルなところもありました
現行では、乗り味がシャッキとして高級感があり静か、乗ってすぐわかります。
絶妙なバランス、純正のタイヤホィールを崩したくないくらいです

リフトアップしてみると、フロント足廻りが、先代までの古臭さから、アルミのロア・アッパーアームで全て一新されています

また、内装も、ナビ周りや装備も、現行キャデラックCTSと共通のデザインと使い勝手






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category: アメリカ車

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