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ピットクルー ブログ 2

堺市で輸入車専門 車両販売、整備・修理、鈑金・塗装、カスタム

インフィニティ QX56 アライメントサービス  

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今回のブログネタは、 インフィニティ QX56 !

日産自動車が、アメリカで生産するインフィニティブランド
アメリカ人好みの、V8大排気量(5.6リッター)エンジン+フルサイズSUVボディで、
日本では、生産・販売をしていないモデルになります。
ちなみに、僕も知らない車で、見るのも初めての車でした。

昔から、「来るものを拒まず」という姿勢で、今までやってきています。
だから、弊社は、多種多様、難しい作業内容や重整備が多いと思います。





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今回入庫の理由は、
ハンドル操作を誤り、右前後のタイヤが、中央分離帯に当たり、
右前後のタイヤの向きが、ひと目で違和感のある方向に曲がった状態でした。
右後ろのタイヤは、ひと目でわかるほど、大きくトーアウトで、
普通に前後にゆっくり動かそうとしても、まっすぐ動かないレベルでした。
右前のタイヤは、よく見るとネガティブキャンバー(後ろから見てハの字)がきつい状態でした。

↑は、アライメント測定が終わり、調整している途中の写真です。








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↑は、右リヤサスペンション周り、アライメント調整ポジションの状態!

パッと見は、ロアアームが2つ付いているように見えます。
この車両、独特のサスペンション形状
初めて見る、サスペンションの形状で、びっくりしました。

黒く光っている部品は、今回の修理で交換した部品です、右前後サスペンションを全分解・交換しました。
もちろん、全部品は日本にあるわけもなく、全品アメリカ本国オーダーになりました。

写真、一番後ろのアームには、スプリングが取り付けられ、
その前のアームには、ショックが取り付けられています。
このアームが、ナックル部車軸のほぼ下に取り付けられていているので、ロアアーム
そのロアアームはA型形状で、その上には、同形状のアッパーアームがあり、ダブルウッシュボーン式です。

一番後ろのスプリングがマウントされているアームで、トー調整をするのでタイロッド、
もしくは、スラストアームと呼ぶのでしょうか?


このスプリングがマウントされているアーム!
よく見ると、サブフレームとの取付け部のボルトが、金色に輝いています。
実はこのボルトが手ごわく、ロアアームインナー側のブッシュ内のパイプとボルトが腐食錆により固着していて、
このボルト一本を外すのに、一日以上の時間がかかりました。
さらに、このボルト一本を追加で本国オーダーして、入荷までさらに2週間を要しました









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フロントサスペンションはオーソドックスなダブルウッシュボン

前後フルアジャストタイプの足周りになります。




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多大な、作業時間と手間がかかった、前後左サスペンション周りの全バラ全交換作業が終わると、
もちろん、アライメントサービスを行います。

アライメント調整は、なるべくメーカー基準値に近づけ、なるべく左右の差が少なくなるように調整するのがセオリーで、
上記のアライメントデーターも、なるべくセオリー通りになるよう調整しました。
すると、アライメントサービス後、試運転すると、左に寄って行きます。

試運転後、アライメントデーター、セオリーを全く無視して、
アライメント測定・確認をせず、理論的に考えて、セオリーとは違う方向に振ってみました。
これが見事に合いました。

大変勉強になった一台になりました。
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category: 4輪アライメントサービス

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