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フェラーリ 458  

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フェラーリ 458イタリア

4.5リッターV8ミッドシップ、578PS、1380kg 

↑写真は、リヤマフラー交換の為に、
リヤバンパー、リヤフェンダーインナーライナー(フェンダー内張り)、マフラー等を、取り外した状態の、作業中の写真です。







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↑右リヤサスペンション周りの写真です。

カーボンローターや赤く大きなキャリパーが目立ちますが、

フェンダーインナーライナーを取り外しているので、アルコア社製のアルミスペースフレームの構成や、エンジンレイアウトがわかりやすくなっています。

台形リブ付きのアルミブロックに、リヤサスペンションである、ダンパーやアッパー・ロアアームが取り付いています。

右バンクのエキマニが見えますね、この位置がエンジン本体になります。




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↑同じく、右リヤサスペンション周り 「写真①」

シンプルでオーソドックスな、ダブルウィシュボーンタイプのサスペンションです。

ダンパーは、純正で車高調整タイプです。

大きく頑丈そうな、ロアアームが見えます。
ロアアームのフレーム寄りのところから上に伸びているロッドは、スタビライザーのリンクロッドです。

エンジンから、最後部にあるのは、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)です。
先代のF430の、F1マチック(セミオートマ)に比べると、大きくて重そうですね。






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リヤサスペンションが取り付いている、左右のアルミブロックは、上下アルミフレームでロの字状に繋がれ、さらにトラスで補強されています。
横方向の剛性がかなり高そうですね。

また、その左右のアルミブロックをつないでいる、上のフレームからミッションを吊る様な形状で、ミッションマウントがあります。


パワートレーンレイアウトは、前方から、エンジン-デフ・ミッションになります。
最後部は、ゲトラグ社製DCTです。






左右テールランプ内側にあるラジエターは、DCT用オイルクーラー、
DCTは、デフとミッション一体式です
右のオイルクーラーはDCT後部へ、左のファン付きオイルクーラーはDCT前部(デフ付近)へ、
DCTは、かなり大きな熱量のようです。















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写真上が、純正オリジナル品
写真下が、今回交換する予定のイノテック社製マフラー、








イノテック社製マフラー、O2センサー付近
抜けすぎてO2センサーが効かなくなるので、対策しているようです。



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リヤバンパー等が取り付いてしまうと、普段はほとんど見えなくなる、イノテック社製マフラーの取回しは、こんな感じ














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今回は、純正車高調整ダンパーにて、ローダウン作業も依頼していただきました。

↑写真は、純正車高調MAXロー状態です。
MAXロー状態でも、タイヤにかぶらず、隙間が若干ある状態、
この状態でも、乗り心地は変わらず、すごくいいです。







ローダウンしたので、当然、4輪ホィールアライメント測定・調整 を、させていただきます。
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458は、ロアアームとフレームの間に、シムが有り、その増減で、キャンバーを調整します。

↑エンジンオイル交換及びシム調整する為、アンダーカバーを全て外す必要があります。


普段は見ることが無い、
アルミスペースフレームの構成やパワートレーンレイアウトが、分かりやすく、
また、走行距離が少なく、新車同然な状態の車両なので、美しいです。




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↑写真向かって左が、フロント方向

パワートレーン中央付近に見えている「ギヤ」は、セルモーター用リングギヤ、
これより前がエンジン、後ろがデフ・ミッションになります。

エンジンはドライサンプになるので、エンジン下にオイルパンは無く、
エンジンの中で一番重たいクランクシャフトをなるべく下に下げています。
エンジン中央付近左右にエンジンマウントがあり、ミッションの上には吊り下げタイプのマウントがあり、3点支持になっています。






まず、リヤサスペンションの調整です。







012.jpg
次に、フロントサスペンションの調整


そして、試運転
458は、ふらつき感あいまい感無く、直進性が良く、シャッキとしていますね。
気持ちいい感じです。







追記
ニッサンGTR(R35)
性能的タイム的に、日本が世界に誇る、高性能スポーツカー、
恐らく、世界中のスポーツカーメーカーからも、注目されているでしょう。

今回は、車両価格、パッケージング、パワートレイン、2駆4駆の違いはあるものの、
ライバルとして、比較してみます。


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↑写真は、R35の右リヤサスペンション真下より、
写真向かって右が、フロント方向

458の「写真①」と比較して、
大きなブレーキキャリパーは同じブレンボ、ローターは車両価格の違いから、フローティングながらスチール製
ショックは、458がBWI社、R35はビルシュタイン社です。


458と同じ、ダブルウッシュボン形状ですが、
458は大きなA型のロアアーム、R35はロアアームとテンションロッド2本タイプです。

458と比べて、ロアアームが、異常に細く見えます。
超高性能車なので、なにか理由がありそうですが、僕の知識では、これだけ細い理由がわかりませんが、
  












CIMG6554.jpg
同じく、R35の右リヤサスペンション

ロアアーム中央付近のくぼみは、事故した時に、フレームの損傷を守る為、ここで曲がり吸収するようです。

スタビのリンクロッドは、ナックル付近に付いているので、
458と比べて、タイヤの動きと同じくらい大きく上下することになります。

また、R35は、ハイパワーハイスピード、重量級の車にしては、リヤスタビは細く見えますね
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