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カウンタック 4輪ホィールアライメント サービス  

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ランボルギーニ カウンタック アニバーサリー


25年以上前の生産の車両になります。
近年、車両価値が高騰しているようです。

今回の入庫は、継続車検整備と、4輪ホィールアライメントサービスのご依頼です。




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リヤタイヤのサイズは、345/35-15

ホィールサイズが15インチで、タイヤの幅が345mmです。

かなりの、極太で珍しいサイズです






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↑右リヤサスペンションのアングル

弊社のアライメントテスターの中には、約30年前の希少なスーパーカーでも、メーカーの基準値のデーターがありました。

なんと、リヤホィールのアライメントは、トーとキャンバーが、

トラックみたいな、車軸式のリヤアクスルサスペンションならわかるのですが、
ダブルウィシュボンタイプの独立懸架では、珍しいですね、

当時の設計思想では、345mmの極幅広のタイヤを、ぴったり接地させる考えだったのでしょうか?



ハブキャリアの下に、2本のロアアームと斜め前方向にテンションロッド、上にアッパーアームがあり、
それぞれのアームに調整がついていて、フルアジャストタイプです。





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次に、フロントのアライメント調整、





これで、素直なハンドリングで、直進性が良く、タイヤの耐摩耗性が良くなりました。




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フロントタイヤサイズは、225/50-15
リヤタイヤサイズは、345/35-15

リヤタイヤの345の極太サイズもびっくりですが、フロントタイヤの225サイズとの差も、すごいですね。

どうして、これ程、リヤタイヤが太いのでしょうか?

ハイパワーエンジンだからでしょうか?
しかし、現在の水準、たとえば、S63 AMG のパワーは、585馬力で、リヤタイヤサイズは285/40-19、(フロント255/45-19)
当時の、カウンタックアニバーサーリーのパワーは、455馬力で、リヤタイヤサイズは、345/35-15、
単純に、エンジンパワーだけでみると、リヤタイヤサイズは、265までぐらいで充分なはずになります。



ミッドシップ車の前後タイヤサイズの差は、前後のグリップバランスをとる為でしょう。

F1マシンのようなフォーミュラーカーやルマンのCカーのような、レース専用車は、ミッドシップレイアウトの車両が多いため、
ミッドシップは、前後タイヤ間にエンジンがあり、重量バランスが最適な、究極のスポーツカーのイメージがあり、
市販車では営業上の理由やデザイン上の理由もあるかと思います。

しかし、実際はリヤヘビーな為、コーナリング時の踏ん張っている時に、唐突なリヤ滑り出しのリスクがあります。
このスピン対策とアンダーステア対策の為、フロントタイヤよりリヤタイヤを太くして、グリップを良くして、バランスをとっています。

では、ミッドシップは、本当に、究極のレイアウトなのでしょうか?
レースなどの究極な条件では、フロントエンジンでは得られない、軽快な回頭性が得られるようです。



ちなみに、現在の水準、
カウンタックから進化した、現行の、アヴェンタドール(4WD)のタイヤサイズは、255/30-20と355/25-20
フェラーリー458は、235/35-20と295/35-20
ポルシェボクスターは、235/40-19と265/40-19

大パワーで重量級なほど、タイヤサイズの差が大きくなっていますが、

カウンタックのタイヤサイズ差程ではありません、
恐らく当時の設計で、アンダーステア対策とスピン対策で、これくらいの差が必要だったのだと思います。

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category: ランボルギーニ

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