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ベンツ インマニ可変バルブ修理  

CIMG0979.jpg

今回の修理車は、メルセデス・ベンツCLS350
チェックエンジン警告点灯

早速、テスター診断、エンジン各部点検すると、
「ミスファイヤー」の故障メモリー→イグニッションコイル交換の他、
「インマニ可変バルブ不良」の故障メモリーが確認出来ました。

「インマニ可変バルブ不良」とは、インマニ内の空気の通るところに、低回転と高回転用の切替バルブが付いていて、そのバルブが動作不良となる症状です。

この世代のベンツでは、Sクラス、Eクラス、Cクラス等に搭載されている、
V6(M272エンジン)、V8(M273エンジン)に共通の、定番故障です。




CIMG0941.jpg
インマニを取り外して、修理する必要があります。








CIMG0956.jpg
外したインマニです。
インマニの一番前に付いている、バキュームで作動する、3個のアキュームレーターが連動して、インマニ内の可変バルブを稼動させています。

エンジンから取り外す前に確認すると、
今回は、この3個のアキュームレーターの内、真ん中のアキュームレーターの先のボールジョイントが外れていましたので、
隙間から、ボールジョイントを差し込んで取り付けても、また外れてしまいます。






1723.jpg
↑問題のアキュームレーターです。
ボールジョイント内が割れています。可動箇所なので、接着剤で結合する事も出来ず、

このアキュームレーターのみでの、部品供給がありませんので、
本来、アキュームレーターを交換したい場合は、インマニAssy(部品参考定価¥142000)の交換になります。
中古品でも、定価の半分ぐらいします。

アキュームレーターのボールジョイントはメスで、インマニのリンク側のボールジョイントはオスになります。
このボールジョイントのオスに適合する、メスのボールジョイントを工場中探しました。

↑写真のアキュームレーターの右にあるロッドは、車種は不明ですが、車高レベルセンサー用のロッドです。
このロッドのボールジョイントのメスのサイズが適合しました。















17232.jpg
適合したロッドを加工して取り付けます。

ロッド部を、ぶつ切りして接着するだけだと、強度に問題があると思い、
↑の写真のように、お互いのロッドを削って接合することにしました。

ちなみに、白く塗っている部分は、大事なクリアランス部なので、残す必要があります。





172321.jpg
この、ロッドの接ぎ方法は、テレビ番組の「スゴ~イデスネ!視察団」の大阪城の大工の技を参考にしました



1723210.jpg

現物加工修理が完成しました。

ちなみに、中ほどにある、黒い三角形のリンク部分もよく割れたりします。
この部分は、純正対策品で、金属製のリペキットの供給があります。






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category: ベンツ E、CLSクラス

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