ピットクルー ブログ 2

堺市で輸入車専門 車両販売、整備・修理、鈑金・塗装、カスタム

中古部品の流用!  

メルセデス・ベンツS320(W220)
ちょっと年式の古い車ですね。

今回のご依頼は、いろいろ項目がありましたが、
今回のブログネタは、オイル漏れ


IMG_2511.jpg
オイル漏れは、 ↑上記パーツカタログの5番
オイルパンの上段部分の5番の部品に、ひび割れがありました。
5番の部品を交換する必要があります。

しかし、この5番の部品が、58800円して、なおかつ国内欠品。




そこで、いろいろ考慮して、中古エンジンAssyで購入しました。
IMG_2512.jpg
この中古エンジンAssyは、約40000円でした。







CIMG1081.jpg
中古エンジンの中で、欲しいのは、例の5番の部品だけです。

他は、補機類やイグニッションコイルやプラグコード等付属品もありません。




CIMG1077.jpg
例の5番の部品を車上で、取り外すのは、ちょっと厄介です。
その下の35番のオイルパンを取り外すのは、楽勝なのですが、
5番の部品を外すには、その下にフロントサブフレームがあり、なおかつ、中にエンジンオイルポンプがある為、簡単には抜けてきません。



sabu.jpg
フロントサブフレームを取り外すことにしました。






zennkei.jpg
エンジンは、左右のエンジンマウントを介して、フロントサブフレームに乗っているので、
フロントサブフレームを取り外すには、上からエンジンを吊る必要があります。

エンジンは上から吊っているので、宙ぶらりんです。




ura.jpg
↑フロントサブフレームが外れた状態、
エンジン左右にエンジンマウントが見えます。
上段のオイルパンまで、取り外しました。




エンジン

上段のオイルパンが外れたところ、サブフレームが無いので、エンジンは宙ぶらりんです。

クランクシャフトが見えます。
クランクシャフトの一番前にチェーンが見えます。
チェーンがかかっているところは、オイルポンプ
そのオイルポンプの吸い込み口が下に伸びてきているのが、クセもんで、サブフレームを少し降ろした状態ぐらいでは、上段のオイルパンは素直に抜けてきません。






oirupann.jpg
中古のエンジンから部品取りした、上段のオイルパンと交換します。



今回は、中古部品を流用して、うまく解決しました。
弊社では、昔から、中古部品の使用や現物分解修理等に、チャレンジしています。

恐らく、ディーラー等では、基本新品部品交換と思われます。
もちろん、ディーラーでの新品部品交換での修理方法が正規であり、リスクも少なくトラブルも少ないので、
安心で確かな正しい修理方法だということは認識しています。

中古部品の流用や現物分解修理は、新品部品Assy交換の修理と比べて、
整備士の手間や苦労というデメリットや、再修理リスクがあります。

チャレンジする理由は、コストダウン出来る可能性があり、また、部品の調達が難しい場合に有効です。

中古部品の使用は、その部品が故障率が高い弱い部品や経年劣化、消耗しているような部品は使えませんので、ケースバイケースですが、中古部品を使用して大丈夫か、リスクを充分考慮して、選択する必要があります。
また、車の所有者にも、中古部品や現物修理のリスクについて、事前に充分ご説明してご理解・承諾していただく必要があります。

中古部品の使用や現物修理にチャレンジするのは、苦労や再修理になるリスクがあります。
新品部品は、信頼性があり簡単です。
永遠のテーマですね!






zennkei 2
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