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E55(W211) 音止め修理  

CIMG1083.jpg

E55AMG(W211)の異音修理です。
この車両は、走行175550kmで、新車よりメンテナンスさせていただいている車両です。

異音の修理は、難しいですね。
今回は、加速時、
特に極低速時から、急発進した際に、右後ろから「ガク」・「コト」・「ゴト」類な異音です。

症状はすぐに確認出来、結構大きな音・振動で、
毎回確実に再現できました

最初は、楽勝かと思われましたが、これが手ごわかった


最初はいつも通り、各部増し締め、グリスアップから始まって…
リヤスタビライザー取外し試運転→
右ドライブシャフト交換テスト→
プロペラシャフト前後ジョイントブッシュ交換→
右リヤハブベアリング交換→
右リヤショック取り外しての試運転→
文字で書くのは簡単ですが、相当な時間をかけて、悩みながら作業しました…

結果は、
まだ、検討はつかない状態でしたが、リヤサブフレームAssyを点検しながら外してみると、なにか分かるだろうと、
↑上の写真の用に、リヤサブフレームを降ろしてみました。





CIMG1084.jpg
↑降ろした、リヤアクスルアッセンブリーです。
この車両は、前後エアサスです。
左右に蛇腹の円柱形の物体が、エアサスの風船、エアバックになります。
写真では、写っていませんが、リヤは、このエアバックとショックは別体です。







CIMG1087.jpg
↑右リヤ側面より、
この写真から、今回の問題の箇所がわかります。

リヤサブメンバーの取り付け4箇所の内、リヤサブメンバーの右フロントのメンバーマウントブッシュにガタがありました。

恐らく、急発進した際に、強力なトルクで、リヤタイヤがグリップすると、
リヤサブメンバーのフロント取り付け部が、下方向に力がかかり、その繰り返しと経年劣化にて、ブッシュが抜けたのだと思われます。



CIMG1088.jpg
↑ボディ側、リヤアクスルアッセンブリーが外れた状態

リヤサブフレームの、右前後取り付け部が見えますね。


僕も、約30年輸入車修理に携わっていますが、リヤサブフレームのブッシュが抜けるのは初めての経験です。

昔から、音止めの修理は、他の修理に比べて、修理にかかる時間が相当かかるケースが多く、
また、修理にかかった時間通りに請求すると莫大な金額になり、かかった時間通りの金額が請求しにくい事が多い、
修理工場泣かせの作業ですね

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category: ベンツ E、CLSクラス

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