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アウディ A6 3.0T  デュアルクラッチ ミッション修理   

CIMG2313.jpg
アウディA6 ミッション不調、ギヤマーク警告表示

最近流行りの、アウディ、デュアルクラッチミッションの修理です。

入庫時、試運転、明らかにミッション不調の症状が確認できました。
1,3,5,7速に入っていないようです。

当ブログで何度か説明していますが、
デュアルクラッチミッションとは、簡単に説明すると、マニュアルミッションのようなメカニカルギヤがあり、クラッチ部に2組の湿式多板クラッチがあります。
2組の湿式多板クラッチは、奇数ギヤ用と偶数ギヤ用で、それを入れ替えて瞬時にシフトチェンジを行っています。

今回試運転したところ、奇数ギヤが入っていないので、このデュアルクラッチキットがうまく作動していないようでした。


弊社で、ここ数年流行りの、アウディデュアルクラッチミッション修理は、同じようにギヤマーク警告表示でも、
今までは、試運転をしてもほとんど症状が確認できない、もしくは、時々クラッチが滑る、油温があがってからシフトが入らなくなる等軽症な感じでした。
この流行りのパターンだと、定番のメカトロニクスリペアキット交換
弊社当ブログ、`17.4.1.掲載
http://inazumi1723.blog.fc2.com/blog-entry-364.html
で直る予定。

ちなみに、某ディーラーの見積もりが、ミッションAssy交換で、約235万円で、
弊社で、約17万円で直ったことがあります。
某ディーラーの見積もりも正当です。
弊社でも、この修理をする時は、「最悪ミッションAssy交換しなければ直らない時があります。
また、メカトロニクスリペアキットを交換して直らなくても、約17万円はご請求する」事を、
充分説明し了承していただいた上で、着工します。
この修理の際は、必ずこの説明をします。
なので、某ディーラーの見積もりは、リスクやトラブル、保証等の観点から、正当です。


①メカトロニクスリペアキット(基盤)(部品代約70000円)で、合計170000円
③メカトロニクスAssy(バルブボディ)(部品代約434000円)で、合計496500円
④ミッションAssy(部品代1924000円)で、合計2350000円

今回の症状は、奇数ギヤに入らないので、最近定番の①では、直らないかも?
テスター診断の、故障メモリーでも、いつもの①で直る故障コードではないようです。
デュアルクラッチ本体不良で、④になる可能性も充分考えられます。

今回は、初めて、
②メカトロニクスリペアキットプラス(基盤+ソレノイドバルブ)交換で、、合計約212000円 にチャレンジしました。
もちろん、これで直らない場合は、この請求金額+④のミッションAssy交換 になる可能性がある説明をしてから着工です。
このリペアキットは日本設定がなく、部品供給がありませんが、本国にてこの対策リペアキットの設定があります。

奇数ギヤ用のソレノイドバルブを交換してみたいからです。
日本設定では今のところ、ソレノイドバルブのみでの供給がないため、③のバルブボディAssy交換になります。




CIMG2311.jpg
↑写真左が、車両前方です。
メカトロニクスAssyを取り外したところ




CIMG2312.jpg
↑ミッション内部、別アングルより
上下に、ギヤシフト用のロッドがあります







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↑取り外した、メカトロニクスユニットAssy
上下に立ち上がっている部分は、各ギヤシフトを入れるソレノイドバルブです。
黒い板状の部品が、①の定番メカトロニクスリペアキットの基盤です。







CIMG2310.jpg

ソレノイドバルブ(マグネットアクチュエーター)は、沢山ついていますが、
今回の②のキットは、その内3個交換になります




交換後、試運転、
症状は、明らかに改善され、一発で気持ちよく直りました。
今回の修理は、リスクもありましたが、コストを抑えて、確実に直ったので、価値がありました。



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