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63NAエンジン 異音  

CIMG2837.jpg
タイトルは「63NAエンジン」となっていますが、
今回の修理車は、正確には、M156エンジン

それまでのAMGモデルは55と呼ばれ、V8 SOHC 5500cc+スーパーチャージャーの500馬力が、メインだったのですが、
その次のAMGモデルは63と呼ばれ、V8 DOHC 6200cc NAの525馬力、M156エンジンがメインとなりました。
現在のAMGモデルは同じ63と呼ばれていますが、V8 DOHC 4000cc+ツインターボの612馬力、M177エンジンがメインとなっています。

なので、M156エンジンは、先代のAMG主力エンジンとなりますが、
通常AMGエンジンは、メルセデスの標準モデルのエンジンをベースに、パワーアップしているところ、
この、M156だけは、先にも後にも、エンジンブロックまで、AMG専用エンジンとなっています。
また、エコとは無縁の6200cc大排気量NAというのも、ダウンサイジング全盛の現在では今後誕生しない、最後のエンジンになるかもです。


この、AMG専用の名機M156エンジンが、タペットのような異音にて、入庫です。










CIMG2834.jpg
異音は、右バンクから聞こえました。
早速、ヘッドカバーを開けてみました。

右バンクインテークカムシャフトが削れています。
異音の原因はこれですね。


`80年代、560SELも、右バンクのカムシャフトの山が摩耗しました(僕も古いですね)
歴代メルセデスは右バンクの油圧ラインに問題があるのでしょうか?

恐らくエキゾースト側は斜めの下なので油溜まりがあるので、セーフだったのかも









CIMG2835.jpg

右バンクインテークカムシャフトの拡大
見事に、山が削れています



CIMG2874.jpg
カムシャフトを外すと、ハイドロリフターにも削れて穴が開いています




CIMG2876.jpg
右バンクインテークカムシャフトとハドロリフター8個の、交換になりました。




CIMG2877.jpg

M156エンジンにこの症状多いですね。
予防対策としては、通常よりも意識して、エンジンオイル管理をすることでしょう

M156と言えば、この他にも、ヘッドボルトは緩み・折損したり、
名機とはいえ、手間がかかるみたいです

ちなみに、6200ccなのに、「63」エンブレムは、往年のAMGから継承されたものです。
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category: ベンツ S、CLクラス

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