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ミニクーパーS バルブシール交換  

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BMW ミニ

今回の修理依頼は、マフラーより、煙が発生

マフラーの煙は、エンジンオイルがシリンダーの中に漏れて、燃えるので煙が発生します。
エンジンオイルがシリンダーの中に漏れる原因は、バルブシールのゴムの硬化経年劣化で気密性不良になります。
バルブシールの交換作業になります。

少し前までは、多少煙が出ていても、そのまま乗るケースが多かった気がしますが、
最近は、長く乗っている方や中古車車販の際に修理するケースが多くなっている気がします。

BMWの4気筒や直列6気筒エンジンと同じく、
このエンジンも、バルブトロニックシステムが採用されています。






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↑エンジンヘッド廻りを分解した部品
バルブトロニックシステムの為、複雑ですね。
カムシャフトが3本並んでいます。

一番上のカムシャフトは、インテーク用
そして、真ん中のカムシャフトは、バルブトロニックシステム用です。

このバルブトロニックシステム用のカムで、インテークバルブを押して、バルブリフト量を変えて、スロットルバルブの替わりに吸気量を操作しています。







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シリンダーヘッド内には、カムシャフトやリフター等は取り外し 無い状態です。



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今回のマフラーの煙とは関係ないですが、このエンジンもタイミングチェーンが伸びるので、交換しました。









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本来、正規の修理の仕方は、エンジンヘッドAssyを降ろし、バルブを取外し、バルブシールを交換するのですが、

弊社では、車上で、エンジンヘッドが乗ったまま、バルブシールを交換する方法にしています。

この作業方法のほうが、手間、時間、部品、コストの節約が可能になります。







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↑これが、問題のバルブシール






僕が思うに、最近のBMW系エンジンお得意のバルブトロニックシステム。

通常のスロットルボディ付きのエンジンは、スロットルボディを可変させると、スロットルボディからインテークバルブ間に負圧が発生します。
バルブトロニックの場合は、スロットルボディは無く、インテークバルブリフト量ににて吸入吸気量を変化させているので、インテークマニホールド内には負圧がかからず、エンジンヘッド内のインテークポートに強烈な負圧がかかるので、インテークバルブシールから、オイルが吸われるのではないかと推測しています。

また、インテークポート内にオイルが吸われると、インテークバルブ付近にオイルスラッジが溜まりやすく、
バルブトロニックでバルブリフトさせても、正確な吸入吸気量が制御できなくなります。




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